見出し画像

ガコ田レポートFINAL.PART09(終)

【注意】この記事は、「最終皇帝モニカの野望:バレンヌ帝国編」全てのネタバレを含みます。

できることでしたら、PART00から見ていただいた方が理解しやすいと思いますが、PART.FINALの前後編とエピローグは最低限みておいていただけますと理解しやすいのではないかと思います。
できれば、ご覧になっていただけますと嬉しいです。

PART.FINAL~前編~    ⇒ https://youtu.be/eJkaYBC_MqM

PART.FINAL~後編~    ⇒ https://youtu.be/MYAK7ivA8a4

PART.FINAL~エピローグ~ ⇒ https://youtu.be/Y37ck6-UMPc

こんにちはこんばんはおはようございます。ガコ田です。
前提としてここで語ることは動画内での設定ですので公式のモノではございません。そこを理解したうえで読んでいただけますと助かります。
今回で最終回とさせていただきます。
よろしければ最後まで読んでいただけますと非常に嬉しく思います。

物語の主人公:最終皇帝モニカ

はい。言うまでもありませんね。モニカ様です。
ベースはロマンシングサガ3のモニカ・アウスバッハ様です。
そもそもの始まりは、前シリーズ、ロマンシングサガ3・モニカ姫の体術縛りプレイからでした。
今更言いますけど、この体術縛りプレイをやるまでモニカ様を主人公にしてプレイしたことはありませんでした。
どっちかというとエレンの方が好きだったりしてました。
ですが、普段から動画でロマサガ3のプレイ動画をみていたこともありまして、そこでたまたま見つけた動画がモニカ様の槍縛り一人旅プレイ動画でした。
一人旅プレイはカタリナとかでよく見ていましたが、モニカ様の一人旅はみたことがなかったので、とても興味深く、私もやってみよう!と思ったんです。そこが出発点でした。その後、体術一人旅の動画も見つけまして、その動画を参考にして自分でプレイしていき、ツイッターにGIFファイルで動画をあげたりしてましたが、結局youtubeで動画上げた方がいいな、という結論に至り、アビス突入後ですが動画にしたわけでございます。
プレイしていく内に愛着はわくわけでして、シナリオ中のモニカ様のセリフや成長していく過程などを見て行くにつれてその魅力にどっぷりハマってしまいましたね。
今では全サガシリーズのキャラでも一番好きです。
で、まぁ3が終わった後に2をやることは既に決めていましたので、モニカ様にそのまま登場していただこう。というか、いちいち別のキャラにしてしまいますと、ゆっくり実況動画の編集で声をあてるときに1から作り直す必要が出てきますので、非常に面倒くさいことになります。
よって、同じ声を使えるキャラを持ってくる方が早いわけなのです。
主要キャラの声は設定してますけどね。
とにかく、モニカ様を2の世界で戦わせてみたらどうなっていくのか。
それを描いてみようと言うのが私なりのこの動画のコンセプトでした。
そもそものモニカ様は温室育ちの世間知らずのお嬢様ですが、時に大胆な行動をしたりして周囲を驚かしたりします。
ロマサガ3でモニカ様を主人公にしてプレイすると分かりますが、とても芯の強い女性なのだな、とおもいます。
ご先祖のヒルダ様によく似ているとレオニードが言っていたのは、そういうところも含めての評価なのかもしれません。
そんなわけで、最初は幽霊みたいに。その後詩人の介入による秘術アンリミテッドによる召喚で呼ばれたことになったモニカ様の戦いが繰り広げられたわけでしたが、時に真面目に、時にふざけたり、時に涙を誘い…?ってな感じの珍道中になりましたかね。
今更言うのもなんですが、動画が進むにつれて、彼女の立ち位置が割と不安定だった感じは否めません。
バレンヌ帝国の皇帝として行動していただいたわけではありますが、初期パーティの頃ではまだよくしゃべることもありましたが、ソフィアやアザミが入ったあたりからはっちゃける役はアザミ、ソフィアがまとめ役、ジャンヌはツッコミと暴力役。セレスは後輩キャラ。それぞれがはっきりとした役割をもっていったなかでモニカ様とウィンディ・スカイアはこれだっていうキャラが確立させきれなかったのではないかなーというのが反省点ですね。
でもまぁ、それでいいのかな、とも思ったりします。
物語の主人公であることには変わり有りませんしね。
今後まだまだモニカ様には冒険していただきますので、徐々に固めていければいいかな、とも思います。
20本も動画作ってて固まってねーんかいってツッコミは無しでお願いします。

エピローグの「モニカの演説」について。

七英雄と決着をつけてアバロンに帰ったモニカ様でしたが、帝制の廃止と共和国制への移行、今後はどうしていくのか、などの演説を行ってもらいました。
のですが、これ実は元ネタがガッツリありまして。
それは、「サガフロンティア2」のギュスターヴ編最終シナリオ「1305年サウスマウンドトップの戦い」の最後にデーヴィドが民衆に向けた演説と、「ヴィーナス&ブレイブス〜魔女と女神と滅びの予言〜」から主人公ブラッド=ボアルの演説を混ぜ合わせたものにしています。
内容としては2つとも似通った内容なのですが、
たった1人の英雄の力だけが戦争を終わらせるわけではないということ。
その英雄ですら仲間たちの力を得て偉業を成し遂げたということ。
最終的に戦いを終わらせ、世界を築いていくのは世界の一人ひとりの力が合わさってできるとこであること。
まぁ、だいたいこんなことです。
RPGの主人公だってたった1人の力で平和を勝ち取ったわけではありません。
王様から旅支度としてお金や旅の指針を示してもらったり、仲間がいたり、お店で武器防具を買ったり、人々から情報をもらったり。
そういうことの積み重ねが英雄譚を築いていく、というわけです。
だからこそ、英雄と言う偶像にすがって生きるのではなく、それぞれがそれぞれで考えて、よりよい答えを皆で話し合い導いていきましょう、ということですね。
まぁ、理想論ではありますが。現実社会でもそうではないでしょうか。
自分たちで意見を聞き、よく考えて判断していかなければなりません。
それこそが本当の民主主義であり、共和制でないのかなーと空っぽの頭で考えてみました。間違っていると思いますけどね。

詩人とは何者だったのか。

当動画においての詩人さんは、リース・トーレスがこの世界を監視する為に作ったオートマタ(自動人形)でした。
彼はいったい何がしたかったのでしょうか。
元々彼は吸収の法の解消法を探していました。
しかし、結局どの資料を見てもそんなものはありませんでした。
そりゃそうです。
同化の法のアレンジ型である吸収の法にそもそも解消法などあるわけがなかったのです。
同化の法ですら解消できないのに、吸収の法が解消できるわけがなかったんです。
彼はワグナスとノエルを生き長らえさせる為に様々な資料を別次元から探していたわけですが、時間がかかりすぎてしまいました。
その間に七英雄は決意を固め、バレンヌ帝国との戦いを始めます。
その後リース・トーレスは七英雄の意志を汲み取り、彼らを吸収したモンスターからの解放を願って「死」を与えることを考え、別次元のツワモノを連れてくることをオアイーブに進言します。
秘術アンリミテッドはオートマタから行使できませんので、全ては2世界の者に任せることにします。
ゲーム内ではOPEDと楽器ばら撒きでしか登場シーンはありませんでしたが、裏で色々動いてたってことにしといてください。
EDでは、七英雄とバレンヌ帝国との戦いの詩を歌うことで、七英雄が確かに生きていた、ということ。そしてバレンヌ帝国最後の皇帝もまた新たな英雄である、ということを後世に残したわけです。
これは私の個人的な考えなのですが、死というものは体が動かなくなり、俗に言う魂が抜けて行った状態ということよりも、遺された人々の記憶から消えていくことこそが本当の死ではないのかな、と思います。
例え、死んでしまったとしても、生きている動いている姿を覚えている限り、あなたの心にその方は生きているわけでございます。
その生きている、動いている姿を思い浮かばせることができなくなったときが本当の意味での死なのではないかな、と。
ヒトと言う生き物は忘れていく生き物です。
だから、記録を書き記したりして後世に遺していくわけです。
歴史とはその積み重ねであり、命の繋がりです。
ロマサガ2というゲームはその歴史、人の命を繋いでいき、幾多の死を乗り越え、そして古代人という大きな力をもつ種族、所謂ところの神から自立していく物語なのではないでしょうか。
なんて、思ったりもするのです。
だからこそ、七英雄だけでなく、モニカ陛下はじめ、ジャンヌスネイルジョンアメジスト、アザミソフィアウィンディスカイアセレス、シゲンにジュウベイ、レオンジェラールヴィクトールヘクター…すべての登場人物たちのことを覚えていて欲しいな、と思います。

モニカ陛下酒場での最後のモノローグ。

「誰かが言った」からの下りですね。
これも、「ヴィーナス&ブレイブス〜魔女と女神と滅びの予言〜」のEDからの流用です。
最初の「誰かが言った~通り過ぎていく」っていうのは、確か村上春樹さんの言葉だったと思いますが。
この言葉、その通りだなーって思うんです。
時の流れは川の流れのようだと、聞いたことがあります。
我々ヒトは上流から下流へと流れていく石ころと同じだと。
しかし、動かない大きな石があったりもします。
これらはゲームで言えば古代人たち限りない命を持つものたちのことでしょう。
でも、その大きな石ですら長い時間をかけて削れたり徐々に動いたりしていくものです。
クジンシーが言っていましたね、世の中に永遠に続くものなどあってはならない、と。
すべての命、物…物質だけではありません、国や政権、星などのようなものでもいつかは終わる時が来るわけです。
ただ、個人としては命が終わる時に、満足して逝きたいなと思いたいわけでございます。
その為にも、日々努力していきたいな、と思います。
もちろんその為には、私一人でなせるわけではありません。
自分の周りの人たち、そして、動画や編集後記を通して知り合えた方々、そういった方々の協力は不可欠です。
それぞれがそれぞれ幸せとなるように、皆さんで手を取り合って生きていく、なーんていうのは理想論ですかね?
動画を見てくださって、ここまで読んでくださったあなた。
あなたももう私の人生において大事なヒトであることは間違いありません。
諦めてください。

私の思う、ロマンシングサ・ガ2という物語、ゲーム。

ここまで読んでくださっていれば、だいたいお分かりになるとは思いますが、私にとってこのロマンシングサ・ガ2という物語というのは、人が神、またはそれに準ずる大いなる存在からの自立といのちを繋ぐと言う事の意味を教えてくれる物語だったのではないかな、と思います。
そもそも、はっきりとキャラクターが作られている登場人物がほぼ敵側、七英雄の方側になってしまっていて、バレンヌ帝国側では、レオンやジェラール、ヴィクトール辺りくらいではないでしょうか。
最終皇帝もこれといったキャラ性を見せることもありませんし。
ただ、後継者を自分で選ばせるようにすることで、主人公を自分で選ぶことができる、ということでもあります。
そして、プレイヤーの数だけバレンヌ帝国の歴史が作られて行くというわけですね。
これがどういうことか、お分かりいただけますでしょうか?
選んだ皇帝も人それぞれ、パーティ編成も人それぞれ、侵攻する順番も人それぞれ。
バレンヌ帝国の歴史を自分で描き、それが物語になるということです。
遠征に出ているあなたの選んだ皇帝たちがどのような会話をしながらどのようなことを考えながら進んでいっているのか想像できるというのが、ロマンシングサ・ガ2というゲームの醍醐味なのではないでしょうか。
そこのところを表現してみたくて、今回の動画のようにやってみたわけです。
この最終皇帝モニカの野望シリーズも数ある物語の1つでしかありません。
もし、まだプレイされていない方がいらっしゃるのでしたら、是非ともプレイしてみてほしいです。
歴史を作ると言う事、物語を描くと言う事。それを同時に感じることができると思います。

おまけ:5人が行きたいところ。

これは最後に言ってたところを解説しときます。
オルステラ大陸:オクトパストラベラー1の舞台です。
帝都アスカワン:サガ・スカーレットグレースに出てくる都市です。
リージョン世界:サガフロンティア1の世界です。
七大驚異:アンリミテッドサガに登場する名所です。
マルディアス:ロマンシングサガ1&ミンストレルソングの舞台です。

〆とあとがき

そんなわけで、ひとまずこれで「最終皇帝モニカの野望」についてはおしまいということにさせていただきます。
もし、編集後記をご覧になられても疑問が解消されませんでしたら、お手数ですが、私のツイッターにDMされるか、ここにコメントを残していただければ、必ずお答えしますので、遠慮なくどうぞ書いてやってください。
本当はこんな設定はこうだったとかああだったとかいうのは動画内で説明があって完結していないといけないのではないかな、と思ったりします。
でもまぁ、こうやって書いてみることも楽しかったりしましたので、どうかゆる~い感じで動画見て編集後記読んでいただけると嬉しいです。
さて、次回作なのですが、私のツイッターを読んでくださっている方はご存じだとは思いますが、「真・女神転生if…~JKモニカの魔界探訪記~」をやっていきたいなと思っています。
真・女神転生if…は、知っている方も多いとは思いますが、女神転生シリーズの外伝的なゲームで、後のペルソナシリーズへ繋がり、その原型となったゲームです。
なぜこれを選んだのかといいますと、JK姿のモニカ様が見たかった
ゴホン。
普段から仲良くさせていただいている配信者さんが配信中にポロっとやってほしい的なこと言われたので、やることにしました。
たぶん、本人は覚えていませんでしょうけど。
で、まぁ主人公の性別が選べますし、どうせならモニカ様シリーズの続きで作っちゃうかっていう軽いノリで始めました。
録画はもう終わってるので、後は編集していけばいいのですが、困ったことにどういう物語にしていくのか…コレガワカラナイ
それと、途中録画ミスでBGMが抜けてる箇所があったりします。
まぁ、そこの辺は編集で追加すればいいのですが。
OBSが更新されるたびにオーディオ設定が全てリセットされちゃってるようで、非常に面倒なことになってます。
ミンサガの録画でもついこの間終わったホーク編なのですが、半分くらい音声入ってません。
ですので、ホーク編はほとんど使えない可能性があります。
あらかじめ謝罪します。申し訳ございません。
まだ時間がかかるとは思いますが、ゆっくり待っていただけますと幸いです。
あ、内容もそこまで期待しないでくださいね。

タイトル画面(仮)

それでは、マタアオウ!

デッデッデデデッ!カーン!デデデッ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?