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主治医へのお手紙の書き方シリーズ1 〜産業医としての判断を主治医に丸投げしない

はじめに🐐

主治医連携の落とし穴」でも言及していますが、産業医が主治医に対して作成する「お手紙」について、注意点について一つずつ説明をしていきます。

今回のテーマは「産業医としての判断を主治医に丸投げしない」です。


産業医としての判断を主治医に丸投げしていないか

従業員の病状等について主治医に問い合わせるときに、よくあるミスは、「産業医としての判断を主治医に丸投げする」ということです。

単純化すると例えば次のようなものです。

糖尿病の従業員Aさんについて交代制勤務を許可してよいかご教示ください。

産業医としての判断を主治医に丸投げ例1

うつ病の従業員Bさんの通勤の可否についてご意見ください。

産業医としての判断を主治医に丸投げ例2

脳卒中後に復帰される従業員Cさんの残業制限について主治医としての見解をお聞かせください。

産業医としての判断を主治医に丸投げ例3

産業医の役割とは

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