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初手の誤り
はじめに
産業保健的な支援を行う際に、初手(初動とも)を誤ると大変なことになることがあります。この記事では、そのことを説明していきたいと思います。意外と、こういうことが説明された記事は少ないように思います。最初は少しイメージがつきにくいと思いますが、ぜひお読みください。
間違いな初手
皆さんは、労働者の訴える困りごと(疾患)に対して、以下のような気持ちを抱いたことはないでしょうか?
「え、そんなことで休む?」
「そこまでひどいの?」
「自分もその病気かかったことあるけどな・・・」
「私はそんなひどくなかったけどな」
「ちょっと詐病入っているんじゃないの?」
「ほんとかなあ、ただ休みたいだけじゃないの」
「(この病気なら)なんとかなるでしょ」
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