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ゴルフから学ぶ仕事術 1H 〜必ずミスをする〜

ゴルフから学ぶ仕事術シリーズ

自己紹介

私は、産業医学・産業保健を専門として活動しているガチ産業医と申します。普段は、産業医学・産業保健の実務や研究、教育活動に従事しているとともに、noteやTwitter(X)では、産業医活動の落とし穴(ピットフォール)の切り口を中心に情報発信をしております。

ゴルフから学ぶシリーズ始めます!

このシリーズでは、私が愛するゴルフを切り口に、仕事に対する向き合い方・考え方を考えてみようと思います。あえて、他の競技から考えることで見えてくることも多いのではないかと思っています。

ゴルフとは人生

「ゴルフとは人生」

なんてことがよく言われるのが、ゴルフというスポーツです。それくらい深いスポーツなんです。

「ゴルフとは人生」と言われる所以を書いていくことが、結果的に人生や仕事においても活かせることが多々あるのだと思います。

このシリーズでは1ラウンド=18H(ホール)になぞらえて、18つの記事を書いてみたいと思いますので、お付き合いくださいませ



ゴルフは必ずミスをする

ゴルフというスポーツは、必ずミスをするスポーツであるとよく言われます。ミスをしないで18ホール全てを回れば「72」というスコアでラウンドできるのですが、そんなことはアマチュアには到底できません。

アマチュアは100〜110が平均スコアというのが相場ですので、110-72=38、100-72=28となり、30-40回くらいはミスをすることになります。

というよりも、実際には、ゴルフはショットのほとんどがミスショットです。満足のいくショットなんて1ラウンドしても10回も打てません。ちょいミスショットから、とんでもないミスショットからさまざまあり、ショットの9割はなんらかのミスなんですよね。

ミスショットして、ミスショットして、ミスショットしつつも、なんとかグリーンに乗せて、さらにミスパットしつつも、なんとかカップインするのが普通です。


仕事でも必ずミスをする

そもそも人はミスをするものである

私の専門領域である産業保健や安全衛生の世界では「ヒューマンエラー」というものがあります。

ヒューマンエラーとは「意図しない結果を生じる人間の行為」のことです。

そして、人はヒューマンエラーをするものだいう考えを前提に、安全対策を考えることが必須です。

人は、疲れるし、不注意が起きるし、サボるし、眠くなる生き物なんですよね。人はミスをするものなのです。ミスをしないなんてことはありえないんですよ。

ミスしたヒトを責めない

ミスした人を責めても、その人は萎縮するだけで、またミスが生まれてしまいます。

「なぜミスするんだ!」

「二度とミスするなよ!」

「ミスをするなんてありえないぞ!」

なんてことを責めすぎても、何も生まれません。ゴルフも仕事もそうです。

致命的なミスを生まない

ミスしてもしょうがないんです。大事なことは、致命的なミスをしないことや、ミスをした後のリカバリーなんです。

仕組みに当たれ

なぜミスが生じてしまったのか、その原因を深掘りし、それが生まれない仕組みづくりが求められます。

ミスが生まれないように再現性のある仕組みを作ることがとても大事な仕事術ですよね。

ミスが生まれないようなプレーを作っていくことがとても大事なゴルフの考え方だと思っています。


『ミスをしたヒトに当たるな、仕組みに当たれ』


ゴルフも仕事もミス前提で組み立てる

ゴルフも仕事も、ミスすることは必発です。9割はミスるんだ。100点満点の出来の仕事もショットもそうそう出るものではありません。

それを自身で振り返ったり、じゃあどうすればそのミスを減らせるのか、だと思います。


まとめ

ゴルフから学ぶ仕事術の1H(ホール)目としては、人は必ずミスをする、だからこそ、それを前提に、ミスした人を責めないで、次にミスが生まれないような仕組みを作っていくことが大事、というお話でした。

2H目に続く…

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