テレワーク・在宅勤務の健康問題関連サイト集(随時更新)
・テレワークにおける適切な労務管理のためのガイドライン(厚生労働省)
・新型コロナウイルス流行に伴い急遽はじまったテレワークの健康影響(産業医科大学産業保健経営学)
・産業精神衛生研究会「新型コロナウィルス感染の拡大およびそれに関連した社会情勢がもたらす労働者の心理面への影響に関して、産業保健職が留意すべき事」
・ 在宅勤務者のメンタルヘルス対策 (産業医有志グループ)
・ 在宅勤務者のメンタルヘルス対策②(不調のセルフチェック)(産業医有志グループ)
・「タブレット・スマートフォンなどを用いて在宅ワーク/在宅学習を行う際に実践したい7つの人間工学ヒント(翻訳版)」(日本人間工学会)
・Keys for effective teleworking during the COVID-19 pandemic(ILO)
・緊急事態でテレワーク拡大 社員の健康に何が起きるか(亀田高志先生)
・テレワークにおけるラインケアの大切さ ~経営者と管理監督者の皆様、安全配慮義務を果たせていますか? ~(産業医・川角先生)
・テレワークを元気に続ける3つの秘訣(two hands産業医・堤先生)
・新型コロナウイルス情報ー企業と個人に求められる対策(8月11日更新)
東京商工会議所
「テレワークの実施状況に関するアンケート」 2020年11月4日
「テレワークの実施状況に関する緊急アンケート」2020年6月17日
論文関連
①Tavares AI. Telework and health effects review. International Journal of Healthcare 2017;3(2):30-36 より以下tableと意訳した表を引用
以下、考察
コロナ禍における在宅勤務は、平時における在宅勤務ではなく、強制的に突入させられた在宅勤務であり、ある意味では在宅避難的な意味合いもあった。そのため、環境・設備・制度などが準備不足であったり、労働者側も心理的・技術的に適応できないリスクをはらんでいる。また、出勤ともハイブリッドという選択ができず、特に新入社員や中途入社者、異動者などにコミュニケーションエラーも発生している。このような特殊性があるために平時における在宅勤務による健康問題とは異なる側面がいくつかあることに留意が必要である。また、健康面・成果面で良く作用する方もいるし、悪く作用する方もいることも重要であろう。
主なポイントとしては
・オンライン飲み会を含めたアルコール問題
・出歩けない・コミュニケーション低下による孤独・不安
・先行きの見えない不安、長期化す中での不安
・通院中断や生活習慣の乱れなどによる持病悪化、受療の遅れ
・環境整備不足や突然の在宅勤務よる筋骨格系問題
・メンタルヘルス問題
・運動不足(良化する方も)
・食習慣悪化(良化する方も)
・スティグマ(コロナハラスメント)
・全体的な外出自粛等で子供やパートナーがいる
・家庭不和やDV問題
・在宅勤務できない同僚との不和
コロナにまつわるメンタルヘルス問題はこちらのツイートも参考になる
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