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【本試験4日前】所長の添削からエスキスプロセスを再定着させよ!

本試験4日前です。
所長は、これまで一貫してみんなの思考まで掘り下げて添削してきました。
そして、ミスを丁寧に検証して、エスキスプロセスや作図を改善していく方法もちゃんと教えてきました。

この数カ月間、添削やディスカッションによる思考の言語化を重ね、
着実に、そして確実に、みんなレベルを上げてきています。

試験本番を前にした今は、
これまでやってきたことを100%再現してやる!
という気持ちで準備することが一番大切です。

大丈夫、落ち着いて。

今日は、本番直前に有効な学習方法として、
添削とコメントの再確認の進め方を教えます。

これまで赤が入ったところをもう一度確認し、やること・やらないことを選り分けながら不足部分を再インプットするようにしてください。

所長の添削を受けたことのない受験生でも、手元に添削物があれば可能な勉強方法です。
普遍的な分析学習の一つですから、是非実践してください。


■添削とコメントの再確認の進め方

以下のような流れでプラン・エスキス添削と所長からのコメントを再確認していきます。

▶添削シートからミスの変遷を分析する
今でもよく落とすと感じる部分を再度可視化する
よく落とす部分や、再度強化したいこと、試験直前に目を通したいことを自学ノートにまとめる
▶再定着
※やり方が分からなければ 所長のノート術解説 を参照

では、やっていきましょう。

①過去の添削シートから自分の苦手ポイントを抽出

返却した添削シートを活用して、最後の確認をしていきます。

●手元に戻ってきた複数課題分の添削シート全てを並べて、ミスの変遷を分析し、よく落とす部分を可視化する
情報整理/外構検討/ボリューム検討/面積検討/動線処理/ゾーンの振り分け/ゾーン配置と建築物形状の考察/コア配置と動線の考察
に特に着目する
●近々でできるようになっていることは簡単な意識付けだけを行うでよい
(※やり方が分からなければ がっちり合格ノート を参照、動画での解説参照)

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②ミスの傾向をまとめる

これまでの課題のミスを性質ごとにピックアップし、自学ノートにまとめていきます。

昨年の本試験の採点のポイントを併せて確認し、採点事項や重大な不適合(失格項目)をふまえてミスをピックアップしましょう。

覚え直せばいい、考え直せばいいだけなので、ここは冷静に間違えた項目を拾い出すことだけに集中します。

作図上のミス
動線計画のミス
配置計画のミス
法規のミス
設備計画のミス
構造計画のミス
※「試験当日の朝はここだけ見れば直前の確認ができる」というノートを作り込む
※細かくなくてよい
※不足している部分が短い項目で書かれ、パッと見て内容がすぐ認知できるようにし、結果的に自分だけの弱点攻略辞書になるようにする
作り込むことを目的化しないこと

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③ミスを防ぐという視点でエスキスの手順を再確認

エスキスの手順を再確認し、②でピックアップしたミスをどのような考え方で防ぐかもう一度頭に叩き込みます。

学習時間が捻出できるならば強化したい手順から再エスキスし、できないならば頭の中でのイメージトレーニングとして、③で確認した手順をエスキスプロセスの一連の流れとして定着させていきます。

情報整理/外構検討/ボリューム検討/面積検討/動線処理/ゾーンの振り分け/ゾーン配置と建築物形状の考察/コア配置と動線の考察に特に着目する
※バーチャル製図教室で再三やってきた考察をもとに、前の手順に予防策を落とし込んでいく
※「ミスを防ぐという観点で再構築したプロセス」を脳内に定着させ、当日に再現できる状態にもっていくことが目的
※イメージトレーニングは、繰り返すほど本番のパフォーマンスにいい影響を与えるのでスキマ時間に必ずやること

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試験直前に有効な再確認学習はイメージできましたか?

これまで取り組んだ複数の課題で返却された添削シートと添削物を時系列で確認していくと、このように自分のミスの変遷や特徴を捉え、ピンポイントの弱点補強が可能になります。

限られた時間でも密度の濃い学習ができますので、是非実践してください。

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