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製図の鬼門! 空調計画マスターへの道③ #製図クリニック0421 #mz005
おはようございます。
あみくみです。
今回の記事まで、空調の話を掘り下げていきます。 #製図クリニック0421 で扱った内容についての記載はこれで最後になります。
前回までの記事で
熱源の整理(中央熱源/温熱源と冷熱源)
↓
エアハンドリングユニット(AHU)
↓
ファンコイルユニット(HCU)
と解説を進めてきました。
その意図は、冷熱源と温熱源の理解やエアハンドリングユニットの仕組みの理解が進むと、他の空調に関する違いもよくわかり、 空調計画の断面的なイメージや平面的なイメージ、そしてPSやDSが必要か不要か?といったところまでしっかり分かるようになるからです。
(おさらい)
エアエアハンドリングユニットとファンコイルユニットは、中央熱源から冷温水を運び、それによって
・エアハンドリングユニットは機器の中で空調4要素の調節を施し、必要な居室に調節された空気を運ぶという仕組み
・ファンコイルユニットは室内に設置されたファンコイルユニットの機器の中まで中央熱源から冷温水を運び込んで、そこで室内空気の温度を変化させて再び室外に送り込むという仕組み
でした。なので、後者のファンコイルユニットには換気の機能が別途必要になるため、外気処理空調機や全熱交換機を併用して空気の清浄を行うという流れになります。
ここまで理解できるでしょうか。
では、今回の記事では空冷ヒートポンプ方式について考えていこうと思います。
個別分散熱源
空冷ヒートポンプの仕組みとは?
空冷ヒートポンプの仕組みは、室内機と室外機の間に冷媒を通し、 その冷媒に対して室外機の中で圧縮・膨張といった物理的な力を加え、空気そのものが持つ温度を移動させるための仕組みになります。
インターネットの画像を参照しますと下図のような仕組み。
温度も書いていて分かりやすいので引用させていただきました。
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