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「儲かる!地元うどんチェーン!」①名古屋に増殖中!40店舗で年間75万杯食べられている激うまカレーうどん②広島市民が殺到する超広島ローカルうどん店の「アレ」が美味すぎる!③群馬県で発見!1日200杯以上売れる!幅5センチの平たいうどん!

今回のがっちりマンデー‼は…
「儲かる!地元うどんチェーン!」

「うどん」…それは日本人が大好きな国民食の一つ。

全国的に有名な讃岐うどんとか稲庭うどんとか!
人気のうどんがいろいろあるけど…

なぜかそのエリアでだけ大人気の
他の地域の人が知らない地元うどんチェーンがあるらしい!

ということで日本中を徹底調査!
すると地元民がこぞってすすってる
「地元うどん」がどんどん出てきたー!

群馬県で発見!
幅5センチの超幅広うどん!

広島市民が集まる!
うどん屋さんなのに「アレ」が人気すぎるチェーン店!!

名古屋市民が大好きな
激うまカレーうどんの秘密は…
超極秘の粉?

儲かりの出汁が効きまくりな情報満載です!

※以下、12月15日放送の書き起こしです。

名古屋に増殖中!40店舗で年間75万杯食べられている「激うまカレーうどん」を作るのは、「超極秘の粉」?

「儲かる地元うどんチェーン」

まず、地元うどんチェーンを求めてやってきたのは…

愛知県名古屋市。
ショッピングモールの中にあったのが…

「若鯱家」

一体どんなうどんでがっちりなのでしょうか?

スタッフ:これは何食べてるんですか?
お客さん:カレーうどんの定食。

このお客さんも…みなさん、カレーうどんを食べています!

お客さん:有名ですよ!「若鯱家」といえばカレーうどん。

そう、「若鯱家」の儲かるうどんは、ちゅるちゅるうまうまのカレーうどん!

東海地方を中心に40店舗を経営する、カレーうどんの専門チェーンなんです!そして、どのくらいがっちり!なのでしょうか?経営企画室の前田浩気さんに話を伺うと…

前田さん:年間75万杯ほどお召し上がりいただいてます。

なんと年間75万カレーうどん!!実はカレーうどんは、今や味噌カツや手羽先に並ぶ名古屋のソウルフード。

お客さん:夜飲みに行った後の帰りに一杯食べました。

一説には、名古屋の飲み屋街で、お酒を飲んだ後に、スパイスにウコンが入ってるカレーうどんを、しめに食べる人が多かったのがその始まりと言われ…

「若鯱家」さんも、最初は名古屋の繁華街、栄のど真ん中からスタート!
では、肝心のお味の方はどうなんでしょうか?

お客さん:普通のうどん屋さんと違うね。味が濃いよね。
お客さん:普通のカレーうどんよりも、スパイス効いてるからピリっとくるよ。

スタッフもいただくと…

スタッフ:麺極太ですね。
前田さん:カレーうどんのとろみに負けないように。細いとちぎれちゃうので、極太の麺を専用で、ご用意してます。
スタッフ:熱っ!

そう、熱々!

スタッフ:めっちゃ美味しいです!味はスパイシーで、いろんな味がすると言うか。旨味と…なんか深い味がします。
前田さん:うちのカレーは「甘み」「コク」「辛み」「コク」の順番で…。最初にふわーと、甘みがきたあとに、ピリッと辛みがくる。そのあとにカレー美味しさが残るコクがきます。

なんとも独特な、甘みと辛味のハーモニー。この複雑な味をどうやって作っているのでしょうか?

調理場をのぞいてみると…

え?わざわざカレー粉を溶かして作ってる!?

「若鯱家」カレーうどんのこだわり①
「ヒミツのカレー粉で一杯一杯作る!」

カレーをまとめて作っておいて、出汁と合わせてるのかと思ったら、違う!それだとスパイスの風味が消え、味が変わってしまうのだという。

「若鯱家」では、スパイスの味を際立たせるため、注文を受けてから一杯一杯、カレー粉から作ってます!

しかもこのカレー粉「若鯱家」オリジナル!

社員さん:カレー粉の配合は知らないです。
前田さん:カレー粉は、本部の中でも限られた人しか作ってないです。

「若鯱家」のカレー粉は本部でだけで作られていて、誰が作っているかも秘密!

前田さん:カレー粉の配合は、僕も聞いたこと全然ないです。

「若鯱家」カレーうどんのこだわり②
カレーうどんのとろみは、火加減が命!

カレーうどん、もうひとつのポイントが、独特のコクを生み出す、あの「とろみ」

ところが、ベストのとろみを出すための、火加減や、混ぜ加減などの微妙な調整が超難しい!

鈴木さんは、若手スタッフに、その指導をしているようですが…カレー粉や出汁の量はもちろん、おたまの使い方もレクチャー。

鈴木さん:カレーは、おたまの裏側を使って混ぜていきますので、引っかくような使い方はやめてください。焦げた時に、コゲが入ってしまいますのでやめてください。

混ぜる時のスピード回転方向まで!そして、ルーのとろみ加減を見極める、一番のポイントが…

鈴木さん:泡の大きさがこの大きさで…すぐ弾けると固い。これよりゆるいと小さな泡になりますので、それはアウトです!この固さを絶対にキープしてください。

んー、難しい!

秘伝のスパイスで美味しく調理されたカレーうどんは…

名古屋の名物とも相性バッチリ!

「若鯱家」は…カレーうどんで…がっちり!

▼スタジオでお話を伺いました。
加藤さん:カレーうどんが席巻してきてるってことですね。
通山茂之さん:今は、ファミリー向けにショッピングモールとかに出店しているので、40店舗あるということですね。

進藤さん:「若鯱家」さんのカレーうどんご用意いたしました。召し上がってください。
ケンドーコバヤシさん:確かに、家族で楽しめる、ピリッとするけどそこまで辛いという刺激ではないですね。美味しい!麺が、確かによく絡みますね。

加藤さん:なるほどね。食べ応えが全然違うね。やみつきになるかもな。うどんうまいね!

広島市民が殺到する超広島ローカルうどん店!創業89年のうどん店なのに「アレ」が美味すぎるってどういうこと!?

「儲かる地元うどんチェーン」

続いて、やってきたのは広島市にある…

「ちから」といううどん屋さん。

お出迎え頂いたのは、小林正記社長。一体どのくらいがっちり!なんですか?

小林社長:28店舗で、売上げは、年商14億円くらいです。

「ちから」は、創業89年。

28店舗の全てが広島県内に、うち25店舗が広島市内にあるという、まさに、超広島ローカルなうどんチェーン!

昼時にもなると店内は大混雑のようですが、一体、どんなうどんを出しているのか?と、思ったら…あれ?

ラーメン?…なんと、うどん屋さんのはずなのにラーメン!

ラーメン!

うどん!

ラーメン!と、ラーメンを食べてる人が結構います!

お客さん:ラーメンが美味しい。「うどん屋」なのにね。

お客さん:入口見ればわかります。いつの間にやらラーメンのサンプルが増えてます。食べてみたらどうです?美味しいですよ!

そうなんです!「ちから」は、醤油豚骨味の中華そばが、なぜか大人気のうどんチェーン!

小林社長:うどんとラーメンの割合は、ほとんど一緒ですが、若干、中華そばの方が多いですね。

1年で売れる数は、うどんが56万杯、中華そばがなんと60万杯!一体それぞれ、どんなお味なのでしょうか?

まずはうどんのほうをいただいてみると…

スタッフ:美味しいです!柔らかめですね。
小林社長:関西風なので、出汁が薄口なんですね。それを合わせて麺も柔らかくしてます。

さぬきうどんほど固すぎず、博多うどんほど柔らかすぎない、ちょうどいいコシ!

つゆは利尻昆布と数種類の魚でとった出汁がベースの関西風!これは、美味しそうですね!

でも、これより人気というのが中華そば…こちらもいただきます!

スタッフ:うまい!美味しいです!めっちゃ!コクがちゃんとあるのに、脂っこすぎないからずっと飲めますね。
小林社長:飽きない味って言われます。

どっちも甲乙つけがたい!でも、ここで素朴な疑問。1つのお店でスープの全く違ううどんとラーメン、両方作るのは大変では?

小林社長:作るところがありまして、1箇所で作って店に配送してます。

というわけで「ちから」のスープ工場を覗きに行くと…

利尻昆布からうどんの出汁をしっかりとっている…

その隣では…

豚骨と鶏ガラを炊き出し、6時間かけて中華そばのスープも作っていました!

中華そばが、そしてもちろんうどんもおいしい「ちから」。実は、あるお客さんたちに大人気なんです!

小林社長:複数でいらっしゃって、うどんと中華そばを召し上がる方もいらっしゃいます。

そう!ファミリー!

うどんも中華そばもあるから、家族できても、好みがバラバラでも、問題なし!「ちから」なら、みんなが好きなものを食べられる!

こちらのご家族はお母さんとお姉さんがうどんで弟さんが汁なし担々麺。

そして、県外から来たお姉さんの彼氏が中華そば。

彼氏:中華が美味しいと聞いたので、一度食べてみよう。
小林社長:色んな選択肢が広いというのが私どもの特徴のひとつだと思います。

そしてうどんも中華そばもあるからこんな食べ方も…

小林社長:中華そばに、うどん用のトッピングを。

小林社長:例えば、天ぷらをラーメンに乗せる方とかですね、うどん用の牛肉なんかをのせるお客さんも少なからず、いらっしゃいます。

そう、「ちから」では、中華そばを頼んで、うどんのトッピングを載せるのが通!

県外から来た彼氏も、中華そばの天ぷらトッピングを初チャレンジ!

彼氏:合う!おもしろい!

では、最後の質問。「ちから」って、うどん屋さん?ラーメン屋さん?そもそもどっち?ところがここで、小林社長から衝撃の発言が!

スタッフ:うどん屋さんって感覚あるんですか?社長。
小林社長:もともと和菓子屋です。
スタッフ:えっ!?

なんと元々「ちから」は、広島で伝わる「力餅」というお餅で菓子を作る和菓子屋さんだった!

和菓子作りは朝が忙しくて昼間はヒマになる。だったらお昼はうどんでも売ろう!というのが、その始まり。だから…

お客さん:おはぎ!

「ちから」のお客さんは中華そばやうどんと一緒におはぎを食べる!

確かにメニューには、おはぎがしっかりと!だからお客さんも…

小林社長:リピーターが9割。基本的には、観光客が多いところは2店舗しかなくて、あとは広島の方が来る所が多い店づくりです。

地元に愛される中華そばもあるうどん屋さんリピート率9割で…

「ちから」は…うどんと中華そばと和菓子で…がっちり!

群馬県で発見!1日200杯以上売れる!幅5センチの平たいうどん!売上げを2倍にする夢のループの秘密は…「乾麺」!?

「儲かる地元うどんチェーン」

続いての「儲かる地元うどん」を求めて、やってきたのは…

群馬県館林市

館林駅前から少し歩くと…

雨なのに行列ができているお店を発見!

なんとも立派な店構えのこちらが、「花山うどん」さん。

何でも群馬の本店を中心に、直営で5店舗を出店しているらしい。5代目の橋田高明社長、朝からすごい行列ですね!

橋田社長:今ちょうどオープンした直後ですけど。地元でがっちり!です。

そう、実は群馬県は、うどん大国!地元でよく穫れる小麦と、おいしい水をいかして、県内にはおいしいうどん屋さんがたくさんある!

そんなうどん大国群馬県で、花山さんはどんな地元うどんを作っているのか?早速、店内へ入ると…

お〜!お客さんでいっぱい!みなさん、おいしそうにうどんを頂いてますが…

ん?よくみると、何かがちょっと変わってるような…?

スタッフ:え?すごい幅広のうどんですね。

そう、食べているうどんの、幅がやたらに広い!あっちでも、こっちでも、リボンみたいなうどんを、みなさん、ほおばってる!橋田社長、あのうどんは何なんですか?

橋田社長:「鬼ひもかわ」です。

そう!「花山うどん」さんの儲かる地元うどんは「鬼ひもかわうどん」

元々群馬県には、野菜ときのこなどと一緒に、幅の広い平べったい麺を煮込む、「ひもかわうどん」というものがあるらしいのですが、その「ひもかわ」を、超幅広にしたら売れるはず!と…

茹で上げ幅を、通常ひもかわの2から3倍、5センチにして出したのが、「花山うどん」さんの「鬼ひもかわ」

しかし、これはさすがに食べづらいのでは、と、念のため、うどん好きのスタッフがいただいてみると…

山田さん:めっちゃ美味しい!旨みがすごいですね。
橋田社長:幅が広いとすぐに味が染みるといことで、2代目が考案したメニューです。

そう、花山うどんの「鬼ひもかわ」は、味の旨味がすごい!幅を広げている分、とにかくおつゆがよく絡む!さらに…

表面積が広いので、麺自体にしっかり出汁の味が染み込んでる。なるほど!ところで、社長!この「鬼ひもかわうどん」、どのくらい売れてるんですか?

橋田社長:ランチ営業で1日200杯くらいです。
山田さん:ランチだけで?
橋田社長:はい!がっちり!です。

しかし「花山うどん」さんには、うどんの美味しさ以外にもうひとつ、売上げを倍増させるからくりがあるという。

それはお店のお隣にあるとのことで、ついて行ってみると…

ん?

橋田社長:お土産の販売するスペースです。

そう!名物の「鬼ひもかわうどん」を、乾麺にしてお土産用として売ってる!麺が平たいから水が入って戻るのがはやく、お土産用の乾麺に向いているんです!

しかも、そうめんや冷麦が、夏の贈答用にしかならないのに対し、「ひもかわうどん」なら季節を選ばない!1年中売れるってことで、その売上は…

橋田社長:お土産は1500円くらいの商品が年間50万セット。
贈答用は平均3500円で年間20万セット出てます。

ということは、お土産だけで14億円の売上げ!

しかし、このうどん屋さんがお店の横で麺を売るのは、どうやって思いついたんですか?

橋田社長:私ども実は、飲食店より先に、製麺メーカーだったんです。
山田さん:そうなんですか!そっちが先なんですね!

そう、「花山うどん」さんは明治27年創業の老舗製麺メーカー。40年前にうどん屋さんも始めたことで…

橋田社長:食処で1500円~1600円くらい、持ち帰りで1500円〜2000円の価格帯で。4000円くらいになる時もありますね。

わお!普通の倍以上の売上げになってる!

お店で美味しいうどんを作ったら、お客さんが帰りにお土産を買ってくれる!そしてそのお土産をもらった人が、今度はお店に食べに来たくなる!食べに来たらまたお土産…と、まさに夢のループ!

そんな「花山うどん」さん、おいしい「鬼ひもかわうどん」を、たくさん作るために、専用工場での作り方にも、幅広いこだわりが!工場の中に入ってみると…

スタッフ:スゴい!あれ麺ですか?
橋田社長:製麺された麺が入ってきてるところですね。

部屋の中には、たくさんのうどんがぶら下がっていて…

天井には、なぜか大量の扇風機が!社長!これは一体?

橋田社長:今まで天日干しだったものを室内で再現する部屋です。

天日干し!?

そう、元々ひもかわうどんを乾麺にする時には、屋外で天日干しにしていたんですが、天候が暑すぎても寒すぎてもダメで、群馬県では、ちょうどいい春先に天日干しする麺が一番美味しかった。

そこで、年中おいしい「ひもかわ」を作るために考えたのが、この、室内天日干し工場。ちょうどいい春先の温度、そして、扇風機も、ただ回してるだけじゃない!これは、群馬県特有のからっ風を再現している!

風を当てながら、約4時間ごとに除湿をして、乾燥と麺の生地を休めることを30時間繰り返す。そうすることで、徐々に麺が熟成されていくんです!

これこそが、4代目の橋田三蔵さんがあみだした、「バニッシュループ製法」。「花山うどん」の「鬼ひもかわ」には工夫がぎっしり詰まってるんですね!

「花山うどん」は…飲食とお土産用の幅広で…がっちり!

▼スタジオでお話を伺いました。
加藤さん:「花山うどん」さんが、「鬼ひもかわ」あたってるんだったら、うちも「鬼ひもかわ」やろうかな。ってならないんですかね?
通山茂之さん:元々製麺会社なので、そのノウハウがあったてことだと思います。
加藤さん:こだわれるしね。
通山茂之さん:乾麺は全国流通に向いてるから、売上げも結構のばせますよね。

加藤さん:ゆばみたいですね。これはどうやって食べればいいですか?
橋田社長:ごまのおつゆで、召し上がって頂くと、よく絡んで、もちもち感が存分に味あって頂けるのかなあと思います。
ケンドーコバヤシさん:本当、もちもちですね。
加藤さん:本当だ!うまい!これ!めっちゃもちもちですね。
橋田社長:小麦粉を契約栽培しまして、もちもち感があるんですけど、弾力が強い小麦粉を作ってもらってます。
加藤さん:品種改良したってことですか?
橋田社長:そうです。
加藤さん:変な話、映え的なもんかと思ってたんだけど、味がうまい!
橋田社長:映えのつもりは全くないです。先代が作ったものをそのまま作ってるだけなので。
加藤さん:若い人たちには、映え的なものありますよね?

橋田社長:そうですね。結果としては、SNSで映えるとかって言って頂けるときもありますね。
加藤さん:ラッキーでしたね?
橋田社長:そこはラッキーでしたね。時代が。

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