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特別支援について本気出して考えてみた。
みなさんこんにちは。
さて、最近私が最も注目しているニュースです。
(URL参照)
全教員が特別支援学級の担任など2年以上経験せよ、と文科省が言っていると。
あくまで個人的な意見は、賛成です。
障がいのある生徒へのサポート方法を学ぶべきだと思います。
しかし、これって諸刃の剣だと思うんです。
特別支援教育は全ての教育の基礎である。
そう教育界では言われています。
しかし現場では本当にそれを踏まえた教育が必ず行われているでしょうか?
私はそうは思いません。
いくつか例を挙げて行きたいと思います。
たとえば「個に応じた指導」
今の学級での一斉授業をみただけでも無理ですよね。
支援学級の担任が入り込みをしたとて、「配慮が必要な生徒」として名は上がっていなくても困り感を抱える生徒のサポートはできません。
教員が授業数と進度だけを気にして、理解度など完全に無視して進むわけです。
そして理解度を測るためのテスト。
点数が取れない生徒は自己責任。ほとんどの子どもたちは塾に行ってわからないところを解消します。
実際に生徒たちから
「学校になんて期待してない。塾でやるから学校は出席しにいくだけ」
と言われたこともありました。
一番ひどい例を挙げると全国学力テストなど。(大阪府のようにチャレンジテストというものもありますね。)ここでは平均点を下げる「いらない存在」として不登校の生徒や知的障がいの生徒たちは扱われてしまう現実があります…
実際にその子たちを欠席扱いにして平均点を上げようとするという事例も見てきました。
私は講師なので、それをする教諭たちに反論もできません。言ったところでもみ消されます。
何のための公立学校なんだろう…
どんどん私にはわからなくなりました。
何が正解で何が間違いなのか。
とにかく言えること。
今の教員に特別支援教育なんて無理!
特別支援の考え方は大切だという感覚を持つ人は少ない!!!
あと、危惧されることが。
特別支援を軽視する教員によって、生徒たちが蔑ろにされること。
そうでなくても体罰などを行う教員(なぜかお咎めなしですが)がいるのに。
だいたいそんな教員は支援学級に在籍する生徒の悪口や、馬鹿にする発言が目立つんです。
わたしには生徒たちが蔑ろにされることが耐えられません。
どうか、子どもたちが犠牲になることがありませんように。そう願うしかできないのが辛いです。