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【最速最良の答え】0秒思考について

こんにちは! 
GABS Holic編集部のGabbyです

今回は私が感銘を受けた書籍の1つである
【0秒思考】について書いていきます
※要約ではありません

最初から脱線しますが、よくある書籍の要約をネット上に掲載している方々が近年多いようです。これって厳密には著作権法違反になるんですよね。
書籍から要点を掻い摘んで得た情報が果たして有用なのか....?学生時代から本の虫である私にとっては甚だ疑問です。
と、言うわけで私は著者についての紹介、本書を読み進める上での理解度向上としての謂わば副読本的な役割の文章、感じた事やビジネスや日常における応用について書き連ねていきます。各ワードについて出来るだけ分かりやすく記載します。私はまだまだ拙筆ですので、著書の神髄をきちんと身に沁みさせたい皆様はどうぞ実物を手に取ってくださいね。

著者 赤羽雄二氏について

数々のビジネス書籍が多い中で、著者について理解があるかで読み方が変わってくると思っていますので軽くご紹介させてください。
著者である赤羽氏はマッキンゼーに14年勤めていた方です。
よく見聞きするマッキンゼーって何なの?ってところからだと思います。
マッキンゼーとはアメリカに本拠地を置く大手コンサル会社。日本人も多く勤めており、30名以上がここで経験を積んで活躍しています。韓国の大企業でもあるLGグループの躍進を支えた立役者でもあり、マッキンゼーのソウルオフィスを0から立ち上げ、100名以上の優秀な人材を育成した敏腕ビジネスマンでもあります。多くの仕事術、とりわけスピード感とロジカルシンキングについて多く著書を出している同氏なのですが、世界的なコンサル会社ですからこのあたりのスキルはもはや必須なのかもしれませんね。
現在はマッキンゼーを離れてブレークスルーカンパニーという会社を立ち上げています。
https://amzn.to/30mvWIh (各著書はこちらから見れます)

日々は選択の連続

いきなりですが、難しいことから簡単なこと、大きいことから小さいことまで私たちは毎日選択の連続ですよね
1日で人間のする選択の回数ってどのくらいかご存じでしょうか?
実に35,000回に及ぶそうです
「そんなに多くないでしょ」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが
例えばこんなことも当てはまります

・ベッドから起きる/起きない
・朝食でパン/ごはんを食べる/食べない
・PCを起動する/しない
・歯を磨く/磨かない

この一つ一つに私たちが費やす思考の時間は恐らく1秒も満たないことがほとんどだと思います。(歯磨きする/しないで10分も悩みませんよね)
では、何故私たちは言わば”ほぼ0秒思考”で日常の選択が出来るのか?
そこから紐解くことで今回ご紹介している【0秒思考】の5%くらいは理解し易くなります

上述した様々な日々の選択は、以下の流れに因数分解できます。
現状分析→課題整理→解決策
歯磨きを例にすると
[現状分析]
朝の口腔内は雑菌が多い=不快な臭いがする=虫歯にも繋がる

[課題整理]
今日は人と会うし(他社との打ち合わせやデートなど)このままだと口が臭いことが原因で悪い印象を与えてしまう

[解決策]
そうならない為に歯を磨こう

ということになります。
これは意識の有無を問わず勝手に脳内で処理してくれているんですね
ここまで読んで「当たり前なことをだらだら書いてるな」と思われた方!
本質的な質問ですが
では、貴方はこの分析整理解決のスピードを仕事上でも活用していますか?
出来ている方はこのページを閉じて大丈夫ですが、(私を含め)出来ていないなと感じた方は読み進めて頂ければ幸いです。

選択の本質

上記の歯磨きが「当たり前」と認識する為に私たちは日頃から多くの情報収集を意識の有無を問わずしています。
子供時代の教育やCMや歯医者での助言、口が臭いと言われた/相手に対して感じた経験など...
その多くが脳内に蓄積されていることで解決策のツールの1つとなっているわけです。逆に言えば、情報収集が出来ていなければ選択が出来ないと言っても過言ではありません
これはビジネスの選択の場でも同じことが言えます

クライアントの要望や市場動向、自社の強み、弱み、将来性など
収集すべき、理解すべきことって沢山あります
情報収集って確かに地道でめんどくさいものです
興味が無ければ尚更...
ですが、ちょっと立ち止まって考えて頂きたい
世の中のその他大勢は同じようにめんどくさがってやっていない
つまり情報収集を怠らずにすることで「その他大勢」から「あなた」が抜きん出る1歩になります
ただし、情報収集できている/理解しているつもりのビジネスマンが多いのも事実で、厳密に言えば「理解していた情報のアップデートが出来ていない」方もその他大勢の1部となってしまいます
これにより、0秒思考による選択の誤りが生じてしまいやすくなるのです
これは同書内に出てくる「質」の部分の最たる例です

もう一度歯磨きを例に出します(敢えて、江戸時代の歯磨きまで遡ります)
江戸時代の歯磨き粉ってハッカや唐辛子を混ぜたもので磨いていたそうです
歯磨きをするまでの流れにこの情報を当てはめてしまうと....結果は書くまでもありません
様々な歯磨き粉や歯ブラシが誕生したにも関わらず情報のアップデートが出来ていない為に解決策に軋轢が生じることになるのです
別の例も挙げます
スマホのアプリのレビューを見ていると「動かなくなった!」というレビューってよく見ますよね
もちろん、アプリ自体が脆弱なパターンもありますが、その動かなくなってしまった方は「スマホ本体やアプリのアップデートをしていない」ことが実は意外と多いんです
まずは、スマホやアプリに対しての情報のアップデートを早急に実施しましょう

情報の質は決断スピードに比例する

ここまで読まれた読者の皆様は、いかに情報の更新が大切かということをご理解されたと思います(出来ていなければ私の力不足で申し訳ない)
手持ちのアップデートされた情報を手札にして、最適な手段により課題を解決していく
これを積み重ねることで選択のスピードが上がります
スピード」というトランプゲームをご存じでしょうか?
場に出ている2枚のカードに対して手札の数字またはマークが関連しているものを出していき、先に手札が無くった方の勝ちという遊びなのですが、これが究極で分かりやすいです。
・常に最新の自身の手札の数字やマークと場に出ているカードの把握(質の高い情報を収集/現状把握)
・どの順番で場のカードに繋げれば手札を効率的に減らせるか、相手がこちらの思惑とは異なるカードを出して来たらどうするか(課題整理)
・相手がカードを出すより早く情報と課題を繋ぎ合わせて場にカードを出す(解決策)

この「質」×「スピード」の最高到達地点が0秒思考となります

同書ではそのトレーニング方法などを詳しく記載していますので、続きはどうぞ本を手に取って読み進めてください


おわりに

「本の要約は冒涜だ」と思い、理解サポートの為の記事を書いてみましたがいかがでしたでしょうか?
私なりの解釈が多いため、同書の趣旨と違っていたらすみませんm(__)m
日々の有象無象の選択にスピードが出るにつれて、将来についてなどの大きなビジョンを考える時間が増えると思いますし、目の前の大切なことに割く時間も自ずと増えていきます
どうぞ、日々の時間を大切にお過ごしください

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