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不思議な体験

よく当たる占い師さんがいると聞いて、行ってみた。
名前を書くだけで、いろんなことがわかるという。

普段は定期健診と称して、名前、生年月日、手相から鑑定してくれる鑑定士さんに見てもらっているのだが、それはあくまでも鑑定であって占いではない。
その鑑定もしばらく行っていなかった(というかタイミングがなく)のと、
実際にその占いを体験した人の感想がおもしろかったのですごく興味が湧いたのだ。

まず始めに自分の名前を書き、年齢を言う。
そして何が知りたいかを伝える。
「仕事のこと」
今、こんな仕事をしていて、いずれ辞めようと考えていると伝えた。
すると「本当に辞められますか?」と言われた。

確かに今の仕事にはちょっとしたしがらみがあり、私の一存では自由にならない面がある。
「なんかね、簡単には辞められないんじゃないかなって」

「でもね、とある地名がすごく出て来るから、今後はそこにつながっていくと思うよ」と具体的な地名が伝えられた。
その時点では、地名はわかるものの、私の中にピンと来るものはなかったが、「このマークが浮かんでるんだよね」と、とある会社の名前を出されたときに驚いた。私が知っている会社だったからだ。

それから、私が将来こんなことをしている姿が浮かぶ、こういうものがイメージされるという話を聞かせてくれた。
そして、私を守っている人物(いわゆる守護霊)が誰かも具体的に伝えてくれた。
おおむね、私の残りの人生はよいものになるということだった。
長生き願望のない私の意思に反して「長生きするね」とも。

不思議な体験はここからだった。

話を聞いている間、ずっと体が熱いと感じていた。体の中がジリジリと熱い感じ。そして、話を終えて帰ろうと車に乗り込むとお腹がキリキリと痛み始めた。さらには頭痛も。
家に着いて、夕食の支度を始めたのだが、どうにも体に力が入らない。

虚脱感というのが一番しっくりくるだろうか。
自分の生気がすっかり抜けてしまったようなものすごい疲れが襲ってきた。
頭の中がグルグルと回っている感じになり、立っていられず思わず座り込んでしまった。

これが何なのかはわからないけど、イヤなものが抜けていっているような気持ちにもなった。
超強力な精神のデトックスなのかもしれない。

今回の疲れ具合が「ハンパなかった」ので、ほかにも見てもらいたいことはあるのだが、次はしばらく間を空けてからにしようと思う。

自分の気持ちがよい方向に向かっているのは確かだし、今回言われたことは身をもって確かめていくことにする。