Soyosoyo

行き当たりばったり、風が吹くほうに流れて暮らしてます。

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    思うこと、感じること、気ままに書いていきます

  • 朝の食卓

    某地方紙で掲載されたコラムをまとめました。

  • カラダの記録 ~子宮卵巣全摘出~

    子宮卵巣全摘出の術前術後の記録です。 これから同じ手術を受ける方の参考になればと思います。

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最近の記事

ロジカルではない

メッセンジャーで友人とやりとりをしていた。 「自分は常にロジカルに考えることを得意として生きてきた」という友人。 ロジカル(logical)とは・・・ ■論理学上の ■論理的な ■筋の通った ■論理的思考ができる など そこではたと気付く。 私はまったく逆だ。 で、逆はなんだろう。 エモーショナル(emotional)=感情的  インテュイティブ(intuitive)=直感的 まさに・・・ ほぼ直感で行動している。 傍から見れば、一番信用ならないタイプか・・・

    • カラダの記録・子宮卵巣全摘出 20

      振り返りの記事はこれで終了になる・・・はず。 ホルモン補充療法で術後4ヶ月が過ぎた。 2ヶ月分ずつの処方で3回目を迎えた。 毎晩の内服とジェルの使用はもう習慣となり、よほど疲れているとき以外は忘れることもない。 体調も精神面もほぼ落ち着いている。 手術のことを思い出すのは、お腹の傷を見るときくらい。 傷跡には「マイクロポアテープ」という傷跡を目立たなくしてくれるテープをしばらく貼っていた。 それも最近では貼るのをサボっている。 傷跡はやはり平らではなく少しくぼんで

      • ネコの心筋症

        8月、飼いネコの食欲が衰え、体重も減ってきていたので、心配になり、市内のA動物病院を受診した。 ネコは雑種で7歳のオス。知人の家の庭で生まれた子猫だった。 医師の診断は「口内炎」 口が痛いから食べないのだろうということだった。 私は「え?」と思ったが、その日は炎症を抑える注射と点滴を受けた。 この頃は食欲はないもののまったく食べないわけではなかったので、様子を見ていると、食べた後に左の奥歯を気にしているように見えたので、やはり口内炎なのかと納得した。 それから、1日お

        • カラダの記録・子宮卵巣全摘出 19

          退院後2週間。 職場に復帰した。 といっても、忙しい仕事ではないので、様子を見ながら過ごすという感じ。 その週に術後3週間の検診だったが、異常なし。 内診も問題なしということで、手術をした総合病院に通うのはこれで終わりとなった。 今後のホルモン補充療法についてはもともとのかかりつけであり、手術の執刀をしてくれたドクターのいる産婦人科に通うことになる。 術後1ヶ月を目処にと考えていたが、少し出血があったので、病院に行き、それを伝えた。 内診の結果はホルモンバランスの崩

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        記事

          カラダの記録・子宮卵巣全摘出 18

          手術前。 いろんな不安を抱え、他臓器への癒着もあるし、もしも手術がうまく行かなかったら、ということも考えた。 そこで、エンディングノートを書くことにした。 市販(KOKUYO)のノートを買い、記入していった。 これがなかなかよく出来ていて、書きながら少しずつ心の整理が出来たのだ。 自分に何があってもなくても、自分がなにを持っていて、何が残るのか、そんなことを考えるよい時間になった。 そのノートを書いていることは夫には伝えてはいない。 夫も同じノートを持っているので、

          カラダの記録・子宮卵巣全摘出 18

          カラダの記録・子宮卵巣全摘出 17

          退院後 日中はほとんどベッドの上で過ごす。 仕事は様子を見ながら出勤できるようになるまで、ということで休みをもらっていた。 とりあえず術後2週間をめどに職場復帰を考えようと思っていた。 退院してからはお腹が痛ければ薬を飲み、漢方は続けて飲んでいた。 ベッドの上に置ける小さなテーブルを買い、日中は本を読んだり、絵を描いたりして過ごした。 退院して2日目の夜くらいから、食事を作りはじめた。 クルマの運転はまだ出来ないし、近くにスーパーもないため、買い物は夫に頼んだ。 私

          カラダの記録・子宮卵巣全摘出 17

          カラダの記録・子宮卵巣全摘出 16

          入院のために用意したもの 同じ手術で入院した人たちのブログ等で調べて、事前にいろいろ揃えたのだが、実際使ったものと使わなかったものがあった。 役に立ったもの ・ユニクロ エアリズムウルトラシームレスショーツ  術後の傷にあたることがなく本当に楽なショーツなので、これは必須。  ユニクロ、すごい。 ・ストロー付きマグカップ(100均セリア)  ペットボトルにつけるストローも買ったが、マグカップのほうが寝たままでも手に取りやすいので便利。 ・もちもちクッション(100均DAI

          カラダの記録・子宮卵巣全摘出 16

          カラダの記録・子宮卵巣全摘出 15

          術後4日目、退院日 朝食は普通に出たので2/3ほど食べる。 退院のため病室内を片付け、荷物をまとめた。 朝、歯科の検診を受ける。 マウスピースの装着で術中に歯が欠けたりする人がいるとのことで、術後のチェック。 なにもないので、あっという間に終了。 退院前に診察があるとのことで、病棟内の診察室に行く。 内診で傷の状態を確認したあと、お腹の傷のテープを貼り替えて終了。 これで退院してもよいという許可を受け、3週間後に診察の予約をする。 手術したばかりなのに、3

          カラダの記録・子宮卵巣全摘出 15

          カラダの記録・子宮卵巣全摘出 14

          術後3日目、食事は全部、とまではいかないが、3分の2くらいは食べられるようになった。 お腹の痛みもおさまってきた。 傷は動くと痛い。 くしゃみがつらいと友人に言われていたので、くしゃみが出そうになるとお腹に力が入らないようにぐっと堪えた。 ドレーンパックも外された。 滲出液が透明になったら外すということで、予定通りの経過だった。 術後の傷口にはテープが貼ってある。 人の体の回復力というのはすごい。 そして、データどおり、予定通りに、進んでいくのもすごいと感心してしまった。

          カラダの記録・子宮卵巣全摘出 14

          カラダの記録・子宮卵巣全摘出 13

          術後2日目、少しずつラクになってきてはいるものの、お腹は痛い。 点滴で痛み止めを入れてもらいながら過ごす。 寝返りは左に向くと傷が痛いので戻れなくなるため、右に向くか上を向くかの2択のみ。 2日目もまだ食欲は戻らず、食べたいものだけ、少し口をつけるという感じ。夕食はまたほとんど夫へ。 電動ベッドを使い、少しカラダを起こして過ごすようになる。 トイレへ行くのに立ち上がるためにはこの電動ベッドがかなり役立つ。 というか、これがないことを想像すると大変だったろうなとここで気付

          カラダの記録・子宮卵巣全摘出 13

          カラダの記録・子宮卵巣全摘出 12

          手術翌日の続き、というか補足 足のエアマッサージャーを外したあと、弾性ストッキングも脱いだのだが、私は圧迫性蕁麻疹が出やすく、このときも蕁麻疹が出た。 看護師さんに相談したが、すぐに引いたので安心した。 手術中に腕に巻いていた血圧計を外したあとも内出血していたため、そこもチェックされたが、それもほどなく消失。 また、尿管を外す前にドレーンバッグのチェックもしたのだが、その際に液が漏れて、お尻のほうまで滲みているのがわかり、術後着ていたもの(長い着物のようなもの)から普通

          カラダの記録・子宮卵巣全摘出 12

          カラダの記録・子宮卵巣全摘出 11

          手術翌日、朝4時くらいになってようやくおなかの痛みがラクになり、少し眠る。 夜中の間も看護師さんが何度か体温と血圧を計りにきた。 看護師さんとはなんと大変な仕事なのだろう・・・ 朝、6時半の起床。 体温と血圧、尿量と傷口のドレーンバッグのチェック。 尿については管が入っているので、尿意はないが、手術前夜までは普通に食事をしていたので、便が近い感覚になってきた。 「ガスが出たかどうか、まめに聞きますね」と言われたすぐあとにガスが出た。 そして、やっぱり便が近い、トイレに行きた

          カラダの記録・子宮卵巣全摘出 11

          カラダの記録・子宮卵巣全摘出 10

          いよいよ手術当日。 朝は6時半起床。 体温や血圧を測定する。 さすがに朝食は抜きだけど、7時までは水を飲んでもいい。 8:45に手術室に向かうので、その前に弾性ストッキングを履くように指示される。看護師さんの指導のもと、装着完了。 病院着(パジャマ)の下はパンツだけ履き、上半身は下着を外して階下の手術室へ。 夫は私をエレベーターまで見送り、病室のあるフロアの待合室で手術が終わるのをひたすら待つ。 手術室の前に着くと入口で名前を確認し、看護師さんにメガネを預ける。

          カラダの記録・子宮卵巣全摘出 10

          カラダの記録・子宮卵巣全摘出 9

          入院当日 必要なものを準備して、スーツケースを持って病院へ。 入院期間中の駐車場使用は出来ないとのことで、病院までは夫が送ってくれた。 考えたら手術後すぐにクルマの運転は出来ない。 病院に着いて、入院の窓口へ行くと、手首につける管理用のテープを渡され、病室に案内された。 物音がすると眠れないのと、他人に気を遣いたくないので事前に個室を希望していたが、当日まで個室が確保できるかどうかわからないと言われ、不安を抱えていたが、着いてみると個室だった。 トイレとシャワー付き。

          カラダの記録・子宮卵巣全摘出 9

          カラダの記録・子宮卵巣全摘出 8

          リュープリン注射の副作用が本気モードになった。 ホットフラッシュと頭痛、手のこわばりが主だったのだが、それに加えて精神的な落ち込みが激しくなってきた。 だまっていても涙があふれそうになり、仕事もままならない状態になってしまい、早退してA産婦人科へ。 新たな漢方2種類の処方とプラセンタ注射を受けた。 ラクになるのかどうかは不明・・・でも、頼るしかない。 プラセンタは更年期障害には保険適用になると初めて知った。これは強い味方かも。 しかし、もう献血はできないな。

          カラダの記録・子宮卵巣全摘出 8

          カラダの記録・子宮卵巣全摘出 7

          術前検査と家族説明のため、B総合病院に行った。 術前検査は尿検査、血液検査、血圧測定、胸部と腹部のレントゲン、肺活量測定、心電図。 肺活量の測定が大変だった。 子供の頃の習い事の影響で、腹式呼吸をするのが当たり前になっているので、肺呼吸で大きく息を吸ったり吐いたりするのが得意ではないのだ。 息を吸いきる、吐ききる、というのをさせられたのだが、これがきつかった。 しかし、特に肺活量が少ないという指摘もなかったので大丈夫だろう・・・ 検査室を周って、婦人科に戻ると、夫が来てい

          カラダの記録・子宮卵巣全摘出 7