カラダの記録・子宮卵巣全摘出 7
術前検査と家族説明のため、B総合病院に行った。
術前検査は尿検査、血液検査、血圧測定、胸部と腹部のレントゲン、肺活量測定、心電図。
肺活量の測定が大変だった。
子供の頃の習い事の影響で、腹式呼吸をするのが当たり前になっているので、肺呼吸で大きく息を吸ったり吐いたりするのが得意ではないのだ。
息を吸いきる、吐ききる、というのをさせられたのだが、これがきつかった。
しかし、特に肺活量が少ないという指摘もなかったので大丈夫だろう・・・
検査室を周って、婦人科に戻ると、夫が来ていたので、その後、家族説明を受けた。
手術の内容と起こりうるアクシデントや合併症について、説明を受けた。
その説明を聞くうちに、頭の血が下がり、貧血気味になった。
手術当日はひとりでいいのかと思い、「その日、夫は仕事なんですが」とドクターに言ったところ、ものすごく驚いて、「え?大人の方、誰かひとり来てもらえませんか?」と聞かれた。
誰かひとり必ず立会いが必要ということで、結局、夫が来てくれることになった。
私としては手術中何時間も待たせるのは気がひける、と思うのだが、術中に術式変更(腹腔鏡⇒開腹)や輸血が必要なときに立会人の同意が求められるらしい。
麻酔から覚めるまで、変なことを口走らないかという不安もある・・・
家族説明のあとは、手術や輸血などに関わるいろいろな同意書や、入院当日に準備するリストや申し込み書を渡され、終了となった。
あとは入院当日までなにもすることはない。
まな板のコイ
リュープリンの副作用は頭重、頭痛、ホットフラッシュ、手指のこわばり
卵巣も全摘出となるので、この症状は術後もっと顕著になるので、ホルモン補充療法になるらしい。
めんどうだな・・・