【自分とゲーム】「全力で楽しむ」ことを忘れないための振り返り

ゲームライターマガジン今月のテーマは「自分とゲーム」とのこと。このテーマについて僕が書ける内容はなんだろう……？ と考えたとき、ぱっと思い浮かぶのはやっぱりゲームと出会ったころの思い出話になってしまいます。ゲームを仕事にしてから、より振り返ることが多くなった思い出が結構あります。その多くは幼少期の頃のもの。初めてゲームと出会ったころ、学校から帰ってきてからずーっと遊んでいたころのことを近頃よく思い出します。全力でひとつのことを集中して楽しむことを覚えたのは、ゲームのおかげでした。

僕がゲームと出会ったのは、本当に幼かった時期、2歳くらいの頃でしょうか。当時父が遊んでいたスーパーファミコンの『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』。もともと2歳位の記憶はほとんどないのですが、のんびりした時間のなかで父に抱きかかえられながら見ていたのはおぼろげな記憶ながらも覚えています。

ドラゴンクエストV　天空の花嫁 | SQUARE ENIX