心因性インポは筋トレとアニメにより改善してしまったお話～理論的な話も添えて～
概要
とある出来事がきっかけで心因性のインポになってしまった私が再び元気を取り戻すまでの実話である。無駄な自分語りが多くなると思うが同じことで悩んでいる人の参考になることを願う。
ここで注意して欲しいのは、私は医者に掛かっていないのであくまでも自力で何とかした例だと思ってほしい。なので本当に深刻な場合は医者に行ってください。
※ほんとに自分語りが長いので理論的な解説を目次から飛んで見てくれて構わん！！！身体的解説は科学的なエビデンスがあるけど、メンタルの部分は私が感じた主観であることを念頭においてください！
原因
あれは忘れたくても忘れられない中学1年生の夏の出来事………
中学入学前のバレンタインに女の子に告白されて無事付き合う事となり半年間、家で遊んだり一緒に帰ったりしていた。半年記念にと思い当時良くしてもらっていた部活の先輩(男)にお願いして一緒にプレゼントを選びに地元の繁華街まで来ていた時に事は起きる。プレゼントも決め、そろそろ帰ろうかなというところで信じられない光景を目にする。
彼女が年上の男(おそらく高校生？)と仲睦まじく歩いていたのである。私と先輩は絶句し、後をつけることにしたが今思うとそこまでしなくてもよかったのではないのかという後悔の念が募る。
なぜならー
彼女らが入っていったのは地元に数軒しかないお城のホテルだったからである。
それを目の当たりにした私は頭が真っ白になり、3分くらい状況を飲み込めずにいた。
若い男女がそこに入り行うことは1つだけ、思春期の私なら尚更すぐに理解した。
先輩が慰めにと牛丼を奢ってくれたが全く味がしなかったのをよく覚えているし、今でもその店がトラウマのトリガーになるのでなるべく通らないようにしている。
一晩中涙を流していた、吐き気も止まらなかった。
男としての自身を持てなくなり何事も悲観的に考えてしまうようになった。
その時から私は身の回りの女性に対して懐疑心を抱くようになり自然と女性を避けるようになった。
そんなある日、友人にAVを貸してもらったときに気付いてしまった＿＿＿
息子が不動になったという事に
インポの知覚とその心情
イチモツが使い物にならないと言うことが理解できない思春期の少年はとても焦った。不安になった。これは病気なんじゃないかと、死ぬんじゃないかと。
当時、スマートフォンは普及していなかったもののサイバーキッズだった私は手持ちのipod touchで
『ち〇こ 勃たない』検索
『勃起しない 死ぬ』検索
と必死になって情報を集めた………
そしてそれがED・インポであるということを理解した。
一般的には医者に行き、薬を処方してもらうなりして治療を行うが思春期の私は親にも友達にも言えるはずもなく一人で抱え込むことになるのであった。
インポ少年はその先に何を見たか
斯くして、一人で抱え込んだ私は凄まじい心労を背負うことになる。
周りも思春期の男子、そういう話にならない訳がないのだ。誰がヤッた・ヤラなかった、このエロサイトがいいだとかインポの私にとっては苦痛でしかなかった。
私も息子が元気であった頃は下の話は好きだったし積極的だったが、その時はむしろ嫌悪すら覚えるレベルであった………
そんな日々が続けば誰であっても心を病んでしまう。眠れない日もよくあった。
そんな時、深夜にふと付けたテレビでとあるアニメを見た事をきっかけに私の人生は180度変わっていくこととなる。
ファンタジスタドール
『ファンタジスタドール』（FANTASISTA DOLL）は、2013年に放映されたフッズエンタテインメント制作による日本のオリジナルアニメ作品。関連企画として小説、コミック、ゲームなども制作され、メディアミックス作品プロジェクトでもある。（wikipediaより引用）
当時それを見た私はカルチャーショックを受けた、こんなアニメジャンルがあるのかと……
これが萌えなのか……ガンダム……！
とグラハムエーカーのように運命を感じてしまったのだ。
親の影響でガンダムやマクロスなどのロボアニメは見ていてたがそんなアニメがあるなんて知りもしなかった。萌えが強いこともあってアニメは途中でリタイアしたもののアプリはインストールして遊んでいた。
そこから私は深夜アニメの沼にハマり、ニコニコ・ガールフレンド（仮）の海に沈み、立派なキモいヲタク中学生へと変化していったのであったが、
間違いなくメンタルの面では解放の方に向かっていった。
高校時代、新生活の光と闇
そんな私も何とか高校受験を乗り越えた。
しかし、歪みに歪んだ受験生はこんな事を考えるようになる
高校は入れば彼女くらいできるんじゃね？
ラブコメとか日常系のアニメ漫画をひとしきり通ったオタクなら誰もが経験するアレである。
当然、できるわけがない。
誰がこんな陰キャインポキモオタを好きになるというのだ。
スポーツコースのある普通科の高校に進学したのだが偏差値もそこそこだったので、普通科の人間はきっと落ち着いた人間が多いだろう…………
そうであればどれだけ楽だっただろうか………
蓋を開けてみれば、勉強もスポーツもできる半スポーツ推薦みたいな奴らばかりで陰キャオタク絶対に許さんクラスみたいなとこに配属されてしまい、受験のときから蓄積されていたストレスが爆発して激太りしてしまった。
そして開放に向かったメンタルもここでめちゃくちゃになってしまったのだ。
本人は太ったことには目を向けず、週4でラーメンを食い、音ゲーとエロゲーに明け暮れオフ会で奇行をするなどして1年間を過ごしていた。
むしろこの生活をしていて彼女が出来ないことに疑問を抱くくらいなのであの頃の俺をぶん殴りたい。
そんな生活をしていればもちろんツケは回ってくる。
とあるオフ会での奇行がSNSで問題視され大炎上したのである。
若気の至りということもあり一時的にアカウントを消したりブロックしたりすることで何とか消火したが、それを機に半年ROMることにしインターネットから距離をおいた。
その上、勉強もしていなかった私は成績が芳しくないことを親に叱られた。
上記のようなことがあってか、私は自分を見つめ直した。そこであることにようやく気づいたのだった。
「俺、めちゃくちゃ太ってね？キモいし」
そう、ようやく現実に気付いたのである。
中学生のとき60kgだった体重は75kgを超えていた。
そこで私は筋トレと基本的食生活の改善を行うこととなったのだった。
トレーニングと食のその先に
よく考えれば、この行動こそがインポの根本的解決につながったともいえる。
まずトレーニングは自重トレーニングを毎日行うことから始め、最終的には市営の体育館のジムで週3回のトレーニングを行うようになった。
食生活はグルテンフリー(小麦粉を摂らない)にしラーメンを封印、高タンパク質中炭水化物低脂質の食生活を心掛けた。
そのかいあってか、わずか6か月足らずで体重は62kgまで減少、体脂肪率もぐんと下がった。9か月目にはほぼすべての死亡が落ち体脂肪率は5％を切っていた。
これがその当時の写真、かなり痩せたので塾の先生とかから心配された
そして迎えた高2の2月、半勃ちではあるものの朝勃ちしているのに気付きました.....
約3年間の不動期間を超え、ようやく半勃ちまでこぎつけたのです.....
その日は思わず泣いてしまいました.....
しかしまだ課題はあります。
・半勃ちであること(身体的要因)
・エロコンテンツが勃起のトリガーにならない(心理的要因)
身体的要因は、下半身のトレーニングや亜鉛の摂取などで対策ができることを知った私は下半身だけでなく、既存の種目の運動強度を上げるなどしました。
その結果、完全な勃起状態に持っていくことができました。
半勃ちから約2ヶ月の出来事でした。
そして身体は.....
こ う な り ま し た
これは最近の写真なので厳密に言うと違いますが、そこそこの体格になった時から、勃ちは良くなった気がします。
これはED患者だけでなく、普通の人でも効果があると思うので下半身のトレーニングはかなりお勧めです。
女性不信と勃起不全
ここまでは筋トレによるインポへのアプローチを述べてきました。
ここからは自分が行ってきたメンタルへのアプローチです。
あまり参考にならないと思います。
まず、エロコンテンツが勃起トリガーにならない問題ですが二次元に限りは亜鉛の摂取を始めたときにすぐに治りました。
しかし、3次元コンテンツに関してマジで無理でした。
中学の時にやられたことと植え付けられたトラウマが足枷となってどうにもなりません。
そこで私は、女性とまともに喋れるようになることを目指しました。
クラスの行事になるべく参加するようにして、文化祭では女子とチームでダンスを考えたりしたこともあって、業務連絡程度では話せるようになりました。
まぁ今もうまく喋れるかと言えば微妙なんですが、恐怖心といううものはずいぶんとなくなりました。
その後2次元にもっとも近い3次元のコスプレAVを見て、ふっつうに興奮して治りました。
マジで内容うっすいし、参考にならんでしょ？
勃起の改善―身体編―
こっからは理論編、真面目に行きます。
まず筋トレをしたことにより身体に起きた変化、ずばりテストステロンの増加です。テストステロンとは男性ホルモンの一種でこれが増えることにより根本的な勃起力の改善、精子量の増加が見込めます。
その上、完全な勃起まで持っていく原因となった下半身のトレーニング
これは内転筋が鍛えられたことにより股間に送られる血液の量、力が上がり勃起力が改善されたものだと思います。
これに関してはしみけんさんや様々な方が動画などで解説されているのでご覧になるのをお勧めします。
そして食生活、高タンパク質中炭水化物低脂質の食事に切り替えたことにより、脂っこい食生活で悪化していた血流が改善したことがまた、勃起に作用したことになります。
亜鉛などのミネラルの摂取も精子を作ることを促進します。
勃起の改善―メンタル編―
ここは俺もわからん！w
強いて言えば女性への恐怖心がなくなったことと筋トレをしたことにより考え方がポジティブになって明るくなったことが大きく関係していると思った。
終わりに
とまぁ、ここまで長々と書いてきたわけですが私は深刻に考えて悲観的になりすぎる必要はないと思います。今はネットが充実してますし同じ悩みの人もすぐに見つかります。治ります。希望を持ってください。絶対にあきらめないでください。少しでも励みになればこのnoteを書いてよかったと思えます。
ついでに
NTRはマジで嫌いなのでFANZAはいい加減タグブロック機能を追加してくれ