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MF旧製品メンテナンスが終わって
ニコンが期間限定で実施いていた旧製品(フィルムカメラ&MFレンズ)のメンテナンスサービスに出していたNewFM2とNikkor-s Auto 50 F1.4が整備完了で帰ってきました。YASHICA Minister2の整備の時にも書きましたが、この手のカメラの整備はできるときにやっておくと寿命も延びるというものですからね。
整備の内容1 カメラ本体
チェックシートで今回行ってもらったチェック&メンテナンスの詳細がわかりました。SSや露出、ミラーの状態などはとても安心しました。
1.ボディバック精度(マウント面からレール面までの距離):良好
2.無限遠合致調整:精度を調整
3.モルト劣化点検&交換(ミラー受け、裏蓋溝上下、裏蓋蝶番部):交換
4.ミラー作動&絞りレバー作動:良好
5.巻き上げ・巻き戻し作動:良好
6.外部ストロボとの発光・同調:発光・同調精度ともに良好
7.シャッタースピード精度:B〜1/2000全速度良好
8.露出計精度(高輝度・中輝度・低輝度):それぞれ精度を調整
9.外観清掃:実施済み
整備の内容2 レンズ
50mmレンズのほうも丁寧に見てもらえたようです。清掃の成果か、レンズを覗いて見ても、綺麗になった〜!と感じました。
1.無限遠精度:ボディと合わせて調整。
2.距離環の作動:ヘリコイド油を交換
3.絞り環の作動:良好
4.絞り羽根の作動:擦れ跡はあるが作動に問題なし。
5.レンズ内:清掃を実施、カビ跡が残っている、取り切れないゴミあり
拭き傷?あり。
6.外観清掃:実施済み
総合判定:作動状態は良好。詳細は各項目を参照。
カビ跡や取り切れないゴミの存在もわかりましたが、フジの56APDでやってもらったみたいに、部品交換(該当するレンズを交換)はもはやできません。強い光を入れて覗いてみても目視ではまったく分からず。もしかすると逆光で撮ると何か影響が出るかも知れませんが、それは問題と考えるより、むしろオールドレンズの味(個性)ととらえることにしたいと思います。
旧製品メンテナンス、やってもらって良かったなと思いました。ニコンのMF旧製品メンテナンスは期間限定だったので現在は受け付け終了です。やってるよ!と教えてくれたカメラ仲間に感謝!当分の間、安心して使えます!
※写真で本体に取り付けている35mmは一緒に持っていきましたが、その場でニコ爺がレンズの状態や無限遠などちょこちょこと見て、「これはメンテいらないくらい良好だと思う」というので今回は見てもらいませんでした。