OLYMPUS 35DC の露出誤差
1971年発売の OLYMPUS 35DC を購入しました。このカメラは1968年発売の OLYMPUS Trip の好調を受けた後継機だそうです。DCは、Deluxe Compact の略とか。レンズは、Zuiko 40mmF1.7。
今日はテスト撮影をしてみました。発売当時は MR9 という1.3vの水銀電池が使われていましたが、今では発売中止。代わりにLR43(1.5v)を入れているので、その電圧差による露出の誤差を確認しようと思ったのです。
フィルムはFUJICOLOR C200。テスト方法は単純で、撮影する際に、フィルムの感度どおり、ASA200の設定で撮影した場合と、160、125、100の設定で撮影した場合の実際の写り具合を見てみようというやり方です。まずは作例を貼ってみます。
それぞれ1枚目がASA200、2枚目が同100、3枚目は100のファイルをLightroomの露出補正で、さらに+1した画像です。
最後のやつが適正露出のような気がします。Lightroomの露光量は、±1で1段分だそうです(https://helpx.adobe.com/jp/lightroom-cc/how-to/photography-dcm-lightroom-basic01.html)。
うーん、これも同じですが、一番下のLightroomの露光量+1が一番適正な気がします……とすると、フィルム感度の2段分明るく撮影した方が良い?これってASA200のフィルムを、200でなく、50にするとちょうど適正露出になるっていうこと? ちょっと誤差が大きいかな……。
今回は、おまけで付いてきたLR43電池だったので、もしかすると電池そのものが消耗している可能性もあるから、新品の電池で試してみます。
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