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2025.1.5滋賀レイクスvs三遠ネオフェニックス感想文

昨日のGAME1は、2Qに歴史的な48失点のBリーグ記録を樹立してしまった滋賀レイクス。

けれど1,3,4Qに意地を見せたし、選手個々で見れば見応えと手応えが感じられた事もあり、悲壮感はあまりありません。

今日勝てば全部がひっくり返せるはず。そう信じてダイハツアリーナに足を運びました。

先手を取ったのはレイクス。岡田がドライブから見事なフック気味のレイアップシュートを決めると、モータムも前半だけで20得点の大爆発。キースも3ポイントを決めたかと思えば、お得意のエンドワンを誘うムーブで三遠の守備を翻弄。

え、どこの強豪チーム?

とはいえ相手は三遠。昨日ひとつのクォーターで48点かっさらった三遠。このまま終わるはずはない。

案の定、2Q後半から3Qにかけてギアを上げて猛追。泡を食ったレイクスはいつもの悪い癖が出たか、練習試合かのようにポロポロと失点を高速献上して行き、あっという間に1点差に詰め寄られました。ひえー。

なんのまだまだ試合はこれから、次に流れを奪うのはどっちだ!

固唾を飲んで見守る最中、アクシデントが発生。

恐らく最初に気付いたのは三遠の選手。客席からはタジンスキー選手に見えました。かなりのオーバーアクションでレイクスのスタッフを呼び込む姿に、場内も異変を感じざわめく。

ここからはメディアでもニュースなどに散々取り上げられているので、皆様も御周知かと思いますので、詳細は公式発表に委ねます。何もわからない客の出る幕じゃありません。

さて、突然のアクシデントを受けて、試合を再開するかどうかの協議も長引き、気付けば1時間が経過。

その間多くの観客がじっと待っていましたが、再開を待っていたというよりは、選手の安否を知りたかったが故かと。私の周囲も、再開派は皆無で中止派が多く、こんな空気の中選手には試合はさせられない、試合放棄で負けても良いから、とまで言う方も。

運営側の動きも、難しい状況の中、何かしら最善の糸口を見つけるべく苦心されているのが常に見受けられたので、一部SNSの心無い傍観者からの「段取りが遅い」「対応が悪い」などという風評は、全く当てはまらないと思います。

最終的に試合の中止が告げられた時には、満場の拍手が場内にあふれました。

三遠ブースターの皆様も、せっかく遠路はるばるお越しいただいたのに、消化不良の結末にも不満の声は一切なく、同様にあたたかな拍手。

どちらのブースターも最高です。

後日仕切り直しになるかどうかは、これを書いている現時点では未定ですが、場所や形がどうなろうと、この日思いをひとつにした皆様と再びお会いできる日を心待ちにしたいと思います。

そして、ハビちゃん。無理せずゆっくり快復に努めてください。あなたが帰って来るのを、ゆっくりじっくり全力で待っています。もちろん、元気になりさえすればどんな形でも構いませんが、願わくばまたレイクスのユニフォームを着た姿でお会いできますように。

そしてレイクスの選手、スタッフ、ブースターの皆様も、けして無理する事なく、各々のできる範囲で、滋賀レイクスという場所をしっかり盛り上げて、ハビの帰りを待ち続けられたらいいなと思います。

GO!レイクス!GO!ハビ!

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