2024.10.23 滋賀レイクスvsレバンガ北海道 感想文
京都での仕事を定時に片付け、一路ダイハツアリーナのナイターゲームへ。
多くのファンが似たような段取りなのか、電車もバスも中々の混雑具合。仕事帰りのサラリーマンの多さも手伝っていたのでしょうが。
直行バス待ちの列も長めで、一度では乗れなかったけれど、めぐり合わせ運が良くて前方よりのシートをゲット。仕事疲れの溜まった体にはありがたい。
途中、直行バスと知らずに間違えて乗ってしまった親子を、お客さんと運転手が一緒になってヘルプしてあげたシーンにほっこりあたたかくなりつつ、ダイハツアリーナに到着。
試合開始まであと30分弱。今季から導入された、2Fの臨時入場口はこういう時にとても便利!この日限定配布の無料Tシャツを受け取り、ファンクラブ受付を済ませて、エンド席の定位置へ。
選手入場には間に合いませんでしたが、選手紹介やチアパフォーマンス前には着座できました。場内暗転後は通路移動が難しくなるので、間に合って良かった。
それにしても、レイクスチアのパフォーマンスの見事さよ。これだけでも充分チケ代の元は取れてるよなあ、と毎回思っています。それを彩る演出も含めて「大好き」なのです。たまにアウェーのアリーナに行くと、改めてレイクスのエンタメ指数の高さが伺い知れて、早くダイハツアリーナに帰りたくなるのです。
そんなオープニングパフォーマンスに、ただひとつ欠点を挙げると。
パフォーマンスに見惚れ過ぎるていると、会場が明るくなった時に「そういや試合観に来たんだった!」と我に帰る羽目になり、試合開始のブザーが鳴るまでに心の準備が間に合わない事が、しばしある事でしょうか。(知らんがな)
本日も準備足らずの心のまま、ティップオフ。
序盤、游が攻める攻める攻める。アシストは勿論、自らシュートをねじ込んで行く。技術的な事はさっぱりわからないけれど、やはり昨季までレイクスにいた15番と重ねてしまう。そんな存在感をプロデビュー7戦目で放つルーキー。ずっとレイクスにいてもらうためにも、もっと勝ちを味合わせてあげたい所。
流れ的には、大きなドラマはそこそこに、それぞれにじわじわと点が積み上がって行く。
ここまでの試合を素人分析すると、レイクスが輝いた試合は、ペースを引っかき回し、ほころびを作り、若さと勢いでぶち抜く、そんなイメージだったので、このがっぷり四つ感は危うさを感じた。
でも逆に、レイクスの地力を見極めるのには良い機会。相手が北海道だというのも絶妙な試金石。「魔の3Q」も接戦のままくぐり抜け、点差も徐々に追い付いて行き、なんなら一度逆転に成功!再度まくられるも、一本決まれば一気に行けるシチュエーションも何度も作り出した。やるじゃん!
ただ、その一本が届かなかった。足りなかった。
エースのキースと、昨節で大活躍した森山が欠場したのは痛かった。だからこそ、ここで勝って勢いに乗って欲しかった。誰かにアクシデントがあった時は、代わりの誰かが覚醒したり、全員プレーで穴を埋めて勝つレイクスのイメージは、このにわかブースターの頭にこびりついています。
その願いを打ち砕いたのが、昨季他の主力が欠場した際に獅子奮迅の活躍でチームを救ったライアンだったのは皮肉な話。(お帰りなさいライアン!)
この日は、結局モータム、ハビ、游が活躍して、ツネが存在感のあるプレーをいくつか見せたが、それ以外の日本人勢は不発だった。(しつこいですが素人目線ですので的外れご容赦)
悔しかっただろうな、落ち込んでやしないかと、アップされた試合後インタビューを読むと、いやいやどうして、みんなしっかり前を向いている。向いているだけでなく見据えている。
まだまだその殻は破られていないけれど、色は総じて金色揃い。ヒビが入り弾け飛ぶその瞬間を見たいがために、あと25試合のホーム戦、可能な限り見届けに行くつもりです。
GO!レイクス!