2024.12.11滋賀レイクスvs京都ハンナリーズ感想文
昨年(2023年)11/4神戸ストークス戦以来、実に1年以上ぶりとなるアウェー観戦。というかアウェー観戦自体、生涯で2度目だ。
(アウェーと言えば、子供の頃、広島カープの応援に甲子園まで赴き、阪神電車の中で阪神ファンに囲まれたのは良き思い出。笑)
初めて足を踏み入れた、京都市体育館ことかたおかアリーナ。新日本プロレスなどが興行を打っていたので、存在は知っていたけど、結構駅近くにあるんですね。(徒歩10分弱)
駅から公園に渡る横断歩道には信号がなく、歩行者と車が、譲り合ったり、割り込み合ったり、少々危なっかしく見えました。これは主催者側が誘導スタッフを用意した方が良いんじゃないかな…。(いらぬ老婆心ご容赦)
アリーナ周辺も街灯がほとんどないため、混雑時間以外での女性の独り歩きは少々怖いのでは。(いらぬ老婆心その2)
そんな暗く静かな公園を抜けると、次第にざわざわと賑やいで来て、かたおかアリーナの入り口が見えて来ました。
アリーナというよりは体育館然としたたたずまい。好きだなあ。
大学時代の部活(日本拳法)での試合を思い起こさせる、古き良き体育館のすえた匂い。背もたれが浅くぎゅうぎゅう密集した客席。やたらこもってて半袖でも熱苦しいエアコンの暖気。ああ、懐かしくて、心地良い。なんならウカルちゃんアリーナにも似た空気感かも。
席を確認後、腹ごしらえに向かう。キッチンカーはとても豊富、なれどいずれも長い列で、唯一空いていた鳥軟骨丼を賞味。シンプルだけど、レモンと塩味の効いた軟骨唐揚げが思いの外ごはんにマッチして、とても美味しかったです。当たり。
腹ごしらえを終え、諸事万端で開始を待ちます。
ダイハツアリーナとは若干違う、手作り感あふれるオープニング進行になんだかほっこり、良い感じのテンションで迎えたティップオフ。
今夜こそ勝つぞー!
…あれよあれよと30点を献上するレイクス。いつも通りではないか、ははは。
あれ?
いけない!場のほっこり感が優って焦燥感を感じない!まさかこれが敵の戦略か!(違います)
慌ててスイッチを切り替え全力のブースト開始。満員の客席を目測で2〜3割埋めるレイクスブースター。ご近所県とはいえ、平日夜に集う猛者揃い、序盤のブースト合戦はひいき目抜きにしてもレイクス側の圧勝に見えました。(客席の位置次第で印象は変わりそうですが)
それを受けてか、2Qの中盤あたりから徐々に流れがレイクス側に寄って来た感があり、1Qにあれだけ決まってた京都のシュートも外れる事が多くなって来て。
ここまで鳴りを潜めていたキースとモータムが得点を重ね出すと、他のメンバーも追随。ここ数試合、ウォーミングアップ時間にひたすらフリースロー練習をしていたショーンが、フリースローを2本とも決めた時は、私にしては珍しくガッツポーズを我慢できず。
あれよあれよと、20点差が6点差にまで縮まった!毎試合ネックになっていた「魔の」3Qも、なんとレイクスの方が得点で上回ったではないか!やればできるのだ!
けれど後一歩のところで流れを引き寄せきれないのも、今シーズンのレイクス。要所要所でファールトラブル、そして京都側は絶妙なタイミングで、実際の得点以上の価値あるシュートを重ねて行く。
歴浅ファンの目に、その一因として映ったのは、序盤には数で劣る滋賀ブースターの声量に圧倒されていた(ように見えた)京都ブースターの皆様が、ここに来て逆に滋賀の声援をかき消す位のブーストをかまして来た様子だった。
初見だけど敢えて言う!これぞ滋京ダービー!チーム同士だけでなく、ブースター同士も相乗効果で高め合うのだな!
などと知ったかぶってる内に、あと一歩及ばず無念のゲームセット。
また負けたー。
けれど今夜の帰路に悲壮感はなかった。みんな本当に頑張ってたよ。見どころも多かった。滋賀側のはもちろん、京都の選手のプレーについても思い出すのが楽しい試合。こういう敗戦もあるのだな。
それを教えてくれたのは、滋賀から駆けつけたレイクスブースター、それに応えたハンナリーズブースター、そして両チームの選手達のおかげ。この夜をご一緒できた全ての皆様に感謝。
そんな両チームは、これからも末永く高め合って行く事でしょう。
ならばこそ、次は滋賀の番でなくてはな!
今夜の敗戦の借り、次回我らがホームダイハツアリーナでの滋京ダービーにて、試合も演出もブーストも、全てにおいて滋賀が圧倒する事でお返ししたく思います。
まだまだこれから!
GO GO LAKES!
(追伸)毎度のことながら、歴浅ブースターの個人的な世界観や見立てが入り混じっており、的外れ多々あると思いますが、ご容赦いただけると幸いです。