特例雪休み
明日は都心でも雪が降るとのこと、下手したら5センチほど積もるとのこと。
すごく明日の出勤が嫌だった。バイク出勤のぼくは歩きでバイト先まで行くと30分ほどかかってしまう。これは非常に面倒くさい。それだけは避けたい。
そもそも滅多に降らない雪の日にバイトなんてしていられるか。切実に遊ばせろ。
元々シフトを出したのは自分だけど、何とか明日は休めないだろうかと考えながら今日も出勤した。
何とか良い策はないかと考えたが、そんなものは、はなからない。
と、そこで店長から予想外の一言。
「明日、どうせ暇だし(雪で)シフト見て人減らすか」おおっとこれは大チャンス、逃すわけにはいかないぜ。
ちょうどぼくに話が振られる。
「ガッこ、明日出勤したい?」
ここの返答は大事だ。あからさまに出勤したくないアピールは良くないから、できれば〜みたいなニュアンスで上手く伝えよう。
よーし、
「全く出勤したくありません」
あれ、思考と言葉が結びついてないぞ、つい本音が何の躊躇もなく飛び出しちゃったぞ、これは流石に嫌な顔されるか?
笑いながら店長は「じゃあ休みで」
てんちょ〜〜〜〜〜!!今まで散々陰で悪口言ってすいませんでした!あんたが店長で本当に良かった!店長の下で働けてぼくは幸せです。
ということで、ぼくは明日異例の雪休みをいただきました。これはもう雪で遊ぶしかないだろ。店長が繋いでくれた想い、しっかり全うしますよ。
よし、昼まで寝てよ。起きたらバイト先までランニングして、出勤してる人煽ってこようかな。