立ちゴケは痛さとかよりメンタルにくる
実はぼく、高校生の頃からバイクに乗っています。楽しくて楽しくて大学にもオールシーズンバイクで通っています。片道1時間もかかりますが、苦ではありません。
ケツはだんだん平らになってきて、もはや形が平行四辺形です。いや、平行四辺ケツですね
何年もバイクに乗っていますが、転倒したことがありません。2度ほど後ろから追突されたことはありますが、ぶつかった瞬間に肛門を閉めてきばりました。これポイントなのでバイク乗りの人は実践に備えて家で練習することをおすすめします。
ちなみにそのうち1回は相手が20tトラックでした。怒ってるぞって顔をして後ろを振り返っても、運転席が見えなかったのは衝撃的だったし、なんか負けた感がありましたね。たんまり事故保険でお金はいただきましたけど、
そんなぼくが今日初めて転倒しました。しかも立ちゴケです。立ちゴケとは静止状態から単独で転倒することを言います。
バイト先のガソスタの入り口に溝があるんですけど、いつもなら左折して出て行くところをなんか今日はみんなに加速を見せつけたくて、右折して長い直線の方に出ようと思ったんです。
そういう時ありますよね?
みんなに手を振りながらおつかれ!って言った矢先、溝にタイヤが引っかかりハンドルを切っていたため、バイクが傾いてゆっくりとぬるっと立ちゴケしました。
倒れる瞬間にう、うわああって結構デカめの声が出ました
やばい、キモい声出た、ぜったい聞こえてる
バイク倒れた、あれ?おれも倒れてるぞ
バイトのみんなが見てる中なんもないところで転けたぼく。自分が自分にびっくりして10秒くらい固まっていた気がします。
そこにバイトの人たちが駆けつけてくれて、そこでハッとしてバイクを起こしました。幸い愛車はわずかな傷で済みましたが、恥ずかしさからぼくの心には深く傷がつきました。
バイト先でもう自慢げにバイクの話をするのはやめよう
ミラーの傾きを直した後、恥ずかしさのあまりみんなの顔を見ることはできませんでした。
ぼくは逃げるように帰りました。揺るぎない事実と心に負った傷を抱えて。できるだけ遠くへ、誰もぼくのことを知らない何処かへ。(家まで10分弱)
ぼくが帰った後に、みんなでぼくの話をしてるんだろうなと考えると、あの光景がフラッシュバックします。
ps.明日も出勤です。チャリで行こ。