整骨院で読んだスラムダンク
こんばんわ、ガッこです。
こんなくだらない記事しか書いてないぼくですが、小学校から高校までずっと野球をやっていた過去があるんです。
しかも高校はそこそこの強豪校でした。
練習中はずっと端っこで遊んでたぼくですが、それでもきつかったし2度とあの頃には戻りたくないと今でも思います。
激しい練習(?)と拘束時間で腰を痛めまして、17歳と言う異例の若さでギックリ腰持ちという称号を獲得したぼく。中学校の頃から通っていた整骨院に行くことに。
身体が痛いからといって練習は休めません。いっそのこと骨折とかまでいってくれれば、サボり放題なのに。
最寄駅の近くにある地元のおじいちゃんとおばあちゃんがたくさん来るようなゆったりした時間が流れる整骨院。唯一のオフである月曜日に整骨院に通っていました。
オフといっても絶対に部活で掃除はさせられるし、ひどい時はランメニューだけやるなんて日がちらほらあります。何がオフだよこのやろうオフって概念から学び直せ指導者どもが、
毎週唯一のオフがそうなってくると何時に整骨院に行けるかは分からないので、毎回予約なしでお願いしていたため施術まで結構待ち時間がありました。そこで出会ったのが本棚に置いてあるスラムダンク。
世代ではないのでなんとなく知ってるくらいの知識でしたが、読んでみたかったので手に取ってみることに。するとみるみるうちにハマっていき、待ち時間の域を越えて、施術中にも読んでましたね。今思うとちょっと失礼だったかもしれません。ゴメンナサイセンセイ
整骨院でスラムダンクを全巻読破しました。なんなら最後の方は腰も痛くなくなってたんで、スラムダンクを読むために整骨院に行ってましたね。
当時流行っていたであろう「黒子のバスケ」には全然ハマりませんでしたが、スラムダンクは飾ってる感じがしなくてすぐ好きになりました。
「バスケってかっこいいな、なんでおれ野球なんてやってんだろう」と思い、整骨院から帰った後、ブックオフでバスケットボールを買って公園でドリブルしてみたりしました。
友だちもあまりいなかったのでずっと1人でしたけどね。ゴールもない公園でシュートを打ったり、ドリブルで公園一周したり、この頃からさすがのキモさですね。しかも坊主ですからね。
結局、何日か後に飽きて高校3年間野球をやってました。いつか役に立つ時が来ると信じ、ぼくのバスケの青春は幕を閉じました。
そして現在、なんとスラムダンクが映画化されてるじゃないですか!
元旦に観に行かせていただきました。最初は漫画と違いヌルヌルと動く宮城リョータたちに戸惑いを隠せませんでしたが、後半になるにつれバスケのあの速い動きをこのヌルヌルのおかげで違和感なく臨場感ありありで再現してるのすげえなて感動してました。
ストーリーも良く普通に泣きましたね。あのバスケの練習が役に立ったじゃないか、自分とミッチーを重ねてゴールのない公園でひたすらスリーポイントシュート打ってたからここで泣けるんだろうなって感じたんですよ。
全ての物事には意味があるって言いますけど、こういうことかって思いましたね。
安西先生タプタプステッカーももらえたのでぼくはもう大満足です。