全国通訳案内士口述試験を受けてきました

12月8日(日)、全国通訳案内士口述試験を受けてきました。中国語受験です。

場所は、明治学院大学白金キャンパス、明治学院礼拝堂等歴史的な建造物が並ぶキャンパスで試験会場である本館も独特な緊張感を感じさせる素晴らしい場所でした。

さて試験の方ですが、前回の経験から「時間配分」「通訳案内士の立場として」「食事、観光地を選ぶ」を意識して臨みました。試験官は、中国人男性と、日本人女性、そして出題され、選んだのが「きりたんぽ鍋」。一度も食べたことのない料理で秋田の鍋料理ということだけわかったので、それをベースに日本酒といっしょに食べたら良いとか、冬に食べたら良いとか、説明しました。どのような食材が入っているのかなかなか思い出せず、最後にようやく餅であることを何とか思い出せました。次は翻訳、これまた炊飯器の中国語がわからず、ごまかしながら説明。最後の質疑応答は、買った商品が他の店で安く売っていたため、返品したいというお題でしたが、良く起こる問題で、基本的には難しいが、とにかく店員に現状を説明するしかない、そして返金ができたとしても時間がかかるであるとか、他の商品を安い価格、もしくは無料の粗品の提供をお願いするとか説明しました。最後に試験官から中国人がこの問題で困っていたら、ぜひこのような対応をしてほしいというコメントもいただけました。
今回の口述試験を通して思ったことは、「自分はまだまだ甘いな」ということです。もっともっと、現場体験を積んで、問題にぶち当たり、解決方法を考え、提案し、旅行者に喜んでもらうことが重要であると改めて考えさせられました。
試験の手応えは、以前の2回に比べてはかなり良かったかと思ってます。ただ全ての面で力不足だと思いますので、今後も中国語、旅行に関する知識、おもてなしのレベルを向上していきたいと思っています。
試験勉強に関していうと、ハロー通訳アカデミーの植山先生、そしてPEPの杉森先生に大変お世話になりました。先生方の推奨する過去問を繰り返す勉強方法が本当に重要、たとえそのお題が出題されなくても、覚えている文章を使えば、プレゼンは可能と思った次第です。
さて発表は2月7日(金)、楽しみに結果を待とうと思います。

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