1201_WEBディレクターは資格は必要なし【資格なくても大丈夫】
ごきげんよう、YouKi(ゆーき)です。1歳児の育児をしつつ定時帰りをしながら、WEBディレクターを8年ほど続けています。
当時、ボクがWEB業界に入ったときは、未経験で資格も持たずに、いきなりWEBディレクターになりました、この経験から資格がなくてもWEBディレクターとして働けると断言します。
実際に、ボクの周りのWEBディレクターも、特別なにかWEBに関する資格を持っているわけじゃなりません。あっても普通免許だったり、英検漢検などでしょうか。
WEBデザイナーなどの職種からWEBディレクターに抜擢された方や、未経験でWEB業界に飛び込むのに不安が有る方の参考になると幸いです。
未経験でもWEBサイト制作の経験を事前につんでみよう
資格は不要最初にお伝えしましたが、ただ、WEBディレクターになろうとしていることから、ご自身でWEBサイトのつくった経験はあるという前提です。
HTML/CSSができる必要はないですが、WordPressなどをサーバー契約からドメイン取得も経験してみないと、WEBサイトの全体像がわからないので後で苦労するでしょう。
そのため、WEBサイトを作った経験はあるといいです。
WEBディレクターにあると便利な3つのスキル
個人的にWEBディレクターがもっていると便利なスキルを3つご紹介します。
・コミュニケーション能力
・進行管理能力
・分析力
1-コミュニケーション能力が全ての軸になる
WEBディレクターは、クライアントをはじめ、WEB制作に関わるデザイナーやコーダー、エンジニアやクリエイターなどと協力して仕事を勧めていきます。
そこで人と人の間にやり取りが発生するため、コミュニケーション能力がないと仕事をうまく進められません。
仕事は仕事と割り切ることもできますが、多少のコミュニケーション能力は必要です。やっぱり仕事を進めやすくするにはコミュニケーション能力はあると便利です。
例えば、クライアントはWEBの専門家ではありません。WEBディレクターが「アクセスアップが必要」だとわかっていても、相手のクライアントには、「なぜアクセスアップが必要なのか」伝わっていないこともあります。
そこで、アクセスアップがどう売上につながるのかを説明したうえで、実際にどのようにアクセスアップの施策を行うのか。その費用や期間はどれくらいかかるのかもクライアントへの説明が必要なこともあります。
このときにコミュニケーション能力がないと、クライアントから「あのディレクターは何かわけわからないことを言って結果が出ない言い訳をしている」など不審がられる可能性もあります。信頼してもらうために、互いにわかるように伝えるコミュニケーション能力を磨きましょう。
コミュニケーション能力が低いWEBディレクターは、クリエイターさんたちからすると「偉そうに指示だけしてくる嫌な奴」と思われていることも…。
そうならないように、適切なコミュニケーションをとるようにしましょう。
2-進行管理能力は信頼度に直結
WEBディレクターはゴール(納期など)に向かって、スケジュールをたててることが多いです。
デザイナーやエンジニアさんなど各担当者に役割を分担して、それぞれが予定通りに仕事を進められているのかを見守ります。もし遅れそうな箇所があれば、事前にサポートをしたり事情を伺った上でスケジュールの再調整も行います。
1つの案件だけを担当している場合は、あまり心配ないですが複数の案件を動かしているときは注意が必要です。
どの案件が、どこまで進んでいるのかをチェックしつつ、必要な部署や担当者と連携していく必要があります。
これは資格では測れないものなので、現場で身につけてくのがよいでしょう。ボクは経験ないのですが、学校の文化祭などでリーダーとして司令塔をやっていた人は得意かもしれないですね。
進行管理ができていないと、納期が遅れてクライアントさんに迷惑を掛けるだけでなく損害賠償を請求される可能性もあります。
もし未経験でWEBディレクターになった場合は、先輩から進行管理のコツや会社でのやり方を学び身に着けていきましょう。
とはいえ、よっぽどのブラックでなければ入社直後からメイン担当者にはされないでしょう。先輩WEBディレクターのサポートから入ると思いますので、不安にならなくてもいいですよ。
3-分析力で結果をだし続ける
分析能力は最初の2つとは違い、資格でも身につけることができるでしょう。
理解をしていると便利なのは、SEO・アクセス解析系の資格でしょうか。(Webアナリスト検定やウェブ解析士など)
WEBディレクターはクライアントや自社のWEBサイトで、どうすれば商品やサービス、問い合わせが増えるかなどを考える機会も多いです。
WEBサイトは完成したからと言って、そこが終わりではありません。実際に運用をはじめて結果につながっているかまで見ていきましょう、
WEB上の問題点を分析して、クライアントの望む結果に少しでも近づけていけるように、WEBサイトのどこにあるのか原因を分析しましょう。
これはボクの経験ですが、問い合わせや来店が増えない場合、売上が伸びない場合など、第一に疑うべきはWEBサイトのアクセス数(セッション数)です。
お客さんが来ないという悩みを抱えていた経営者のWEBサイトを年間100件以上見ていましたが、9割以上がアクセス数の不足でした。
アクセスを増やすためにSEOやサイトのリニューアル、Google・Yahoo!広告の提案などをするとすぐに結果につながりクライアントに喜ばれた経験も多いです。
分析力を磨くことで、どこに抱えている問題の本質が有るのかを見つけやすくなります。
資格を持っていなくても勉強をするのはおすすめ
WEB業界は流行り廃りがとても早いです。2年前の常識が今では化石のように使えない方法な場合もあります。
例えば、SEOのテクニックについては毎年Googleのアップデートで変わっていきます。現在SEOの順位が上がるといわれてる方法でも、3日後にアップデートが入り使えなくなるということもよくあります。
資格は持っていなくてもいいですが、常に学び続ける姿勢を忘れないようにしてください。
まとめ WEBディレクターに資格は必要なし
ボクが8年以上WEBディレクターをしてきた経験から、持っているとおすすめの資格は特にありません。
資格だけでは測れないコミュニケーション能力や進行管理能力、分析力などの実績と経験が基をいう部分が多いです。
もし、WEBディレクターになりたいけど資格がないからな…とか、WEBディレクターにステップアップしたいと思っている人は、おそれずにWEBディレクターの世界に飛び込んでみましょう。
適切に指示を出せるようになれば、ボクのように未経験からでもWEBディレクターになれますよ。
ぜひ楽しいWEBディレクター生活をしていきましょう!