かわかみ源流ツーリズム(奈良県川上村)

都会では得られない感動がぎゅっと詰まった村「川上村」。 よくある山奥の村だと思うかもしれませんが、川上村にしかないモノがたくさんあります。 そんな“ちょっとディープな川上村”をお届けし、少しでも多くの人に好きになってもらえたらなー なんて思いながら更新をしていきます。

かわかみ源流ツーリズム(奈良県川上村)

都会では得られない感動がぎゅっと詰まった村「川上村」。 よくある山奥の村だと思うかもしれませんが、川上村にしかないモノがたくさんあります。 そんな“ちょっとディープな川上村”をお届けし、少しでも多くの人に好きになってもらえたらなー なんて思いながら更新をしていきます。

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最近の記事

秋の空に

11月5日の出勤前に撮った写真。 毎年立ち上がって3mにもなる皇帝ダリアやけど、夏の暑さで途中から背が伸びず、ちょっと涼しなってからようやく細い茎を伸ばしはじめて、やっと 咲いた。 白倉もまだ紅葉してないけど、紅葉をバックにたくさんの花が咲くのが楽しみ。けど、霜にあたったら、終わり。 立冬を過ぎても、まだ持つとつと思うけど。

    • 行楽シーズン始まり!?(かわかみSNAP11月)

      こんにちは。 ようやく長袖で日中も過ごせるぐらいの気温になってきました。 窓を開けて車で走ると少し冷たい風が心地よい11月のはじめです。 さて、今回は『かわかみSNAP11月号』ということで今までに撮影をした11月の写真を載せていこうと思います。 川上村の11月といえば、標高の高いところから紅葉がピークを迎えます。ただ、今年は暑い日が続いたせいで川上村の秋の名物、紅葉の柿の葉寿司も少し遅れているとか。 何はともあれようやく秋の始まりです! 11月も川上村に遊びに来て

      • 何歳になっても楽しむことを忘れない(ガイドインタビュー:出口ファーム 出口博一さん)

        約九年前に大阪から奥さんの実家のある川上村に移住してきた出口さん。「田舎でのんびりしたい」と移住を決めました。そんな出口さんの畑(出口ファーム)にはモモ、マスカット、メロンなどの果物からトウモロコシ、パプリカ、トマト、ピーマン、オクラなどの夏野菜までたくさんの作物が育っています。出口ファームではできるだけ農薬を使わず育てていて、果物はひとつひとつ丁寧に袋に包んで虫から守っています。 「移住してくるときは家庭菜園ぐらいのつもりやったけど、いつのまにかこんなんになってん」とのん

        • アナグマ、月下美人、キイジョウロウホトトギス

          昨日の朝ですが、鶏に餌をあげて、庭のゴミを片付けて家に入ろうとしたときに、ばったりと出会いました。 ここ1週間以上畑や庭をかき回している奴がいる。 芽が出たばかりのシュンギクやホウレン草の株間を掘って土を盛りあげている。 先日、区の役員会帰りに一瞬だったが姿を見たやつだ。 「お前か!」 思わず声を上げた。向こうもこちらに気付いてしばらくは睨み合いが続いた。 そして、そそくさと逃げて行った。 犯人は特定できたが、顔を見たから二度と現れないとは限らない。 捕まえて、お仕置きをし

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        • 田舎暮らし日記
          5本
        • かわかみSNAP
          3本
        • ひとめぐりかわかみガイド紹介
          6本

        記事

          待ってたよ

          10月15日家でお昼を食べて出かけようと、フジバカマの花を見に行った。 花もかなり咲いたから、知らないうちに来ているんだろうと思いつつも、 その姿を見ないことには、落ち着かなくなっていたので、朝に、昼に見に行ってた。 今日、発見!「待ってたよ」と、撮ったのがこの写真です。 暑い夏が過ぎ、急に寒くなってきたけど、変わらずに来たね。 去年も10月13日に来ていた。まだ季節はあまり変化なく巡っているのかな。 これからも、秋を切り取って投稿したいと思います。

          今朝の畑

          秋、冬野菜の種まき、苗植えはほぼ終わりました。 暑い夏から昨日、今日の朝は寒くてエアコン暖房を入れました。 昼間は、少し動いただけで汗をかくし、体調管理が難しいです。 さて、今朝の畑は、夏の名残のキュウリ、ナスの横で芽を出している 小松菜の写真です。 これから、追肥と間引きをして大きくなってくれるでしょうか。 虫との闘いが待っていますが・・・。 今朝の庭には、けものが掘り返したような跡がありました。 近くの家では百合のゆりの球根が掘られたと聞きます。 そういえば、昨晩会議帰

          亥の子餅

          「亥の子餅」ってご存じでしょうか。 旧暦亥の月(今でいう11月)の亥の日に食べるもので、平安時代から宮中の行事で頂いていたり、『源氏物語』にも登場していたり、お茶の世界では炉開きの茶菓子とされているそうです。 「無病息災」を祈るものだそうですが、いのししの多産にあやかり「子孫繁栄」の意味もあるのだとか。 秋になると、いのししの子(ウリ坊)に似たお菓子を和菓子屋さんで見かけることもあるかと思いますが、川上村の亥の子餅はちょっと違います。 見た目はいわゆる「おはぎ」に似た

          川上村の「家庭の味」を守り伝える(ガイドインタビュー:ぱくぱく館の皆様)

          道の駅「杉の湯川上」で人気のお土産をご存じでしょうか。食べ出したら止まらない「かきもち」や、数量限定、出会えたらラッキーな幻の「火打餅」など、素朴ながらも美味しいお菓子があります。これらは、川上村高原(たかはら)にある「ぱくぱく館」で作られています。  ぱくぱく館の歴史は、ホテル杉の湯開業に合わせ村が観光に力を入れ始めた頃から。婦人会が中心となり村の特産品づくりに尽力されてきました。  「どんなものが川上村らしいかなと考えて、(高原の)氏神さんの火打石をモデルにした『火打餅

          川上村の「家庭の味」を守り伝える(ガイドインタビュー:ぱくぱく館の皆様)

          夏の終わり、秋の訪れ(かわかみSNAP10月)

          こんにちは。 夏の暑さが少しづつ落ち着いてきたと思ったら、朝晩は急に寒くなり季節の変化について行けていない今日この頃です。 さて、今回は『かわかみSNAP10月号』ということで今までに撮影をした10月の写真を載せていこうと思います。 10月の川上村は山に登っても暑すぎることはなく、景色は夏の緑がだんだんと紅葉し始め、色とりどりの綺麗な姿を見ることができます。秋の実りは台風とたたかないながらラストスパート。虫たちも暑さから解放されて心地よい音を奏でてくれます。 トレッキ

          夏の終わり、秋の訪れ(かわかみSNAP10月)

          奈良県川上村のスナップ写真を集めたかわかみSNAPを開設!

          かわかみ源流ツーリズムは事務所をOPENし2年が経ちました。 この2年間でたくさん写真を撮りました。 村での体験の様子や、暮らし、風景のスナップ写真など。 ぜひたくさんの人に見て、川上村を感じてほしいと思い このたびInstagramで新アカウント『かわかみSNAP』を開設しました! 合わせてnoteでもスナップ写真を掲載していきます。 基本的には1年以上前の同じ月、または前後に撮影した写真を掲載します。 この時期にはこんな花が咲くんだな、こんな生き物がいるんだな、な

          奈良県川上村のスナップ写真を集めたかわかみSNAPを開設!

          10月2日朝は涼しくなりました。

          今日は定休日ですが、研修もあり出勤日となりました。 朝から、地元の徳蔵寺に境内に遅れて咲き出した「彼岸花」の撮影に 事務所の若手と行き、撮影と和尚のお母さまと話をしてきました。 田舎の日常を、とにかく載せて行きたいと思い立ち第1回目の投稿に なります。 写真は「彼岸花」ではなく(会社のインスタを見てください。) 私の家の畑に植えた、多分「文旦」です。 なかなか花芽も少なく、実をつけなかったのですが、一つだけ葉っぱの陰で徐々に大きくなっていました。 いろんな暮らしの日々をお贈り

          10月2日朝は涼しくなりました。

          葉っぱを追いかける日々 その魅力に迫る(ガイドインタビュー:ネイチャーガイド 丸毛絵梨香さん)

          かわかみ源流ツーリズム、人気の体験プログラムのひとつ「木の教室」。ガイドをしてくれているのは、葉っぱが大好きなネイチャーガイド、丸毛(まるも)さん。そんな丸毛さんが樹木の魅力に惹かれた秘密をお伺いしてきました。  学生時代は京都の大学と北海道の大学院で森林生理生態学を専攻し、森林づくりのボランティアなどもしながら樹木について勉強をしてきたそうです。  川上村の人に木の種類について聞いてみると「杉と桧。あとは雑木」と冗談混じりに返ってきますが、その種類は数千種類以上。杉桧の人

          葉っぱを追いかける日々 その魅力に迫る(ガイドインタビュー:ネイチャーガイド 丸毛絵梨香さん)

          長く愛される柿の葉寿司 その美味しさの秘訣は・・・?(ガイドインタビュー:柿の葉寿司の里かわかみ 徳岡康伸さん)

          吉野町から一六九号線を南下し、トンネルを抜け、川上村に入ると見えてくるのは緑の看板「草もち・柿の葉すし徳岡」。このお店のご主人である徳岡康伸さんは「柿の葉寿司の里かわかみ」の代表でもあります。 徳岡さんが柿の葉寿司を作り始めたのは今から約二十八年ほど前。当時はお店もなく、お母さまがイベントの時に売るのに作っていた柿の葉寿司作りを手伝ったのが始まりだったそう。 「昔知り合いに誘われて又兵衛桜が咲くころに、たくさん柿の葉寿司と草もちをもっていっとったんです」と徳岡さん。 又

          長く愛される柿の葉寿司 その美味しさの秘訣は・・・?(ガイドインタビュー:柿の葉寿司の里かわかみ 徳岡康伸さん)

          「草食べに来て~」ピンクのパワフルお母さん(ガイドインタビュー:塩谷加壽子さん)

          「これも食べれんねんで。こっちは・・・」 笑顔が素敵な塩谷加壽子(しおたにかずこ)さんは、お料理上手、お話上手なお母さん。塩谷さんと話していると、山菜に限らず、こんな食べ方ができるんだ!という発見も多く、なんだかお腹が空いてくるから不思議です。 「昔はお祭りのときにこんなことしてたんよ」「こうやって食べた味が忘れられなくて・・・」食にまつわるエピソードが次から次へと飛び出してくるので、ついつい長話しをしてしまいます。 塩谷さんの住む井光地区は、川上村の中央部に位置し、『古

          「草食べに来て~」ピンクのパワフルお母さん(ガイドインタビュー:塩谷加壽子さん)

          つなぎ続ける徳蔵寺の想い(ガイドインタビュー:徳蔵寺 寺族 辰巳悦佳さん)

          徳蔵寺とは? 白倉山と五社山の中腹中央を背に集落を見渡す少し高いところにある徳蔵寺。その歴史は長く1300年にも上るお寺です。(現在の建物は文化11年1814年上棟)境内には庚申堂があり、畿内三庚申のお寺としても知られています。 徳蔵寺は四季折々の姿を魅せてくれるのも特徴の一つ。 春には見事なしだれ桜が立派に咲き誇ります。今のしだれ桜は現在2代目で、1代目は伊勢湾台風の時に折れてしまったのだそう。 夏のお盆には、帰ってきた死者の魂を現世からふたたびあの世へと送り出すため

          つなぎ続ける徳蔵寺の想い(ガイドインタビュー:徳蔵寺 寺族 辰巳悦佳さん)

          かわかみ源流ツーリズムって??

          皆さんこんにちは!! 今回は私が勤めている「かわかみ源流ツーリズム」について 少しお話していきたいと思います。 かわかみ源流ツーリズムについて 基本理念 何をするところ? 簡単に言うと、村の自然や・歴史・文化を保全しながら活用し、 それを皆さんに楽しんで体感していただけるように 村民さんと一緒になってエコツアーを企画、 運営し、村を元気にしよう!という組織になります。 また、日常的に川上村の観光案内や 移住定住に関する相談も行っています。 実は色々と取り組んでい

          かわかみ源流ツーリズムって??