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2022.7.21 ここから始まる何か、を妄想する

先週は雨のなか、図面を持って飲食店営業許可申請を出しに行った。
こんなんじゃダメです!!とか言われたらどうしよう、とどきどきしていたのだが、拍子抜けするくらいスムーズに申請は済んだ。正式に調理場まわりの工事が始められる状態になり、ほんとうにここで珈琲を出せるようになるんだ!とひと安心。
ひとつ心配ごとが解消したので、今週は店の方針などについて、改めて考えを巡らせている。

cafe gとなる空間は、個人宅一階の、小さなギャラリースペースとワークスペース。
ここを、珈琲を始めとした飲みもの・店に散りばめられたもの・店に立つ私自身、などを媒介として、「これから」について各々が何か広がるものがあるといいな、と妄想している。

「これから」を考える対象は、珈琲のことでも、個人の将来のことでも、好きな芸人さんのことでも、世界のことでも、明日のことでも、大きくても、小さくても。
つまりなんだっていいのだが、「どうしたら、もっとたのしくやりようがあるのか」といった方向で何かが思案され、この店からどこかへ拡がってゆくと嬉しい。

……なんて、こうして思い描いている夢の話を、活字にするとちょっとあやしげ。
わたくし、あやしいものではありません。
ただ、cafe gという店の在り方は、単なる「おいしい飲みものを摂れる場所」とは異なるようにしたい、ということを言いたいだけなのです。

毎日開いているわけではない。店内はさほど広くない。店を回すのは私ひとり。
こうして並べるといろんなことが制限されているようだけど、だからこそ実は自由度が高く、ちょっとした「実験の場」になり得るのでは?とわくわくしている。

変わらない何かを提供し続けることは、簡単ではない。
一方で、絶え間なく変わり続けることも、簡単ではない。
両者をうまいこと組み合わせて、いちばん面白くなる点を探したいなあと思う。

手始めに、とまずはcafe gという店の「これから」について、思うところを書き連ねてみた。
こんなことで伝わるのだろうか。何言ってんのか全然わかんなかった、と言われそうな気がする。そうか、まあ一度来てみたらきっとわかるよ、と言うのは乱暴だろうか。
このnoteも含めて「実験の場」みたいになっていくと思うので、何が始まるんだろう?とちょっと気にしてもらえたら嬉しい。

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