2024.4.21 小さい春と、あわてんぼうの夏
ここのところ、春の陽気に誘われて、というよりも、夏の暑さに渇きをおぼえて、と言いたくなるような暖かさ(いや、暑さか?)が続き、道々に咲いている小さな花たちも、少ししおれている。今からこんなに暑くて、夏はどうなっちゃうんだろう、とおそろしい。
cafe g では夏季はゼリーや水羊羹などのつるりとしたものがいつものおやつラインナップに加わるのだが、なんかもう暑いしいいか、と思って今年はひと足もふた足も早く、先週あたりからゼリーを始めてしまった。さすがに早すぎるかと思いきや、既にご注文が多く、ドリンクも圧倒的にアイスコーヒーがよく出る。もしかしてもう、夏なのかも。
クッキーサンドアイスももう出してしまおうか。うーん、まだか。どうしようかなあ。花鳥風月を愛す、季節の移ろいとともに、というのを合言葉のようにしている店なのだが、最近は季節というものがわからなくなってきている、と感じる。でも、わからないなりに空気を読んで、あれかなこれかなと考えを巡らすのも、これはこれでたのしい。
それではまた、cafe gで会いましょう。