【ほぼ毎日生活密着型コラム「前仙」】It's a SONY
今でもSONY製品を愛用し続けています。スマホ、ウォークマン、テレビ、ビデオ、PCなどなど。どうにも他国の製品に馴染めずにいます。とは言え、ジョギングシューズはナイキにアディダスなんですが。前仙です。
外国製品に馴染めないのは、なぜでしょうか。一つにメイド・イン・ジャパンのSONY製品への憧れがあります。頭にこびりついて離れない「It's a SONY」のCMの言葉。わずか0.2秒の言葉に洗脳され続けてます。
ただ、もうとっくに、海外では台湾など一部の国を除き日本の家電メーカーが軒並み駆逐されてしまったという話も聞いています。
さて、話はGAFAMの登場時期に重なります。
(Google,Apple,Facebook,Amazon,Microsoft)
1990年から2000年当初にかけてのアップルのMacOSやipodの登場は表面上は新しい製品が世に出たというニュースに過ぎませんでしたし、アップルストアも当初は著作権の壁をなかなかクリアできなかった記憶があります。
そして、2003年のSONYの株価暴落、いわゆるSONYショックがやってきます。その後のVAIO株式会社の切り離しや地元の工場閉鎖は衝撃的でした。SONYだけでなく日本の家電メーカーの価値、存在感が世界の中で一気に低下した30年間だったわけです。
現在、SONYはゲーム、金融、映画コンテンツ、CMOSセンサーを主軸に変化を遂げ、来年4月から社名をソニーグループとすることが決まっています。
さて、「It's a SONY」のキラーワードも生まれ変わるのでしょうか。
参考文献:
・「コーポレート・トランスフォーメーション(冨山和彦)」
・「サイロエフェクト(ジリアン・テット)」
リンク先:
・データのじかん
https://data.wingarc.com/silo-effect-24062