#45 拍手と雨音

今週末は
フィギュアスケートISUグランプリシリーズ第4戦NHK杯が行われている。
気づいたのは金曜深夜、
男女シングルのショートプログラムが終わった後のこと。

一時期はスケヲタとして試合会場まで遠征したこともあったが(NHK杯も何度か行った)
今やテレビ観戦のみとなり…
あれ?会場どこだっけ?というほどになっていた。
NHK杯は、その名のとおり日本国内で開催される。
東京(代々木第一体育館)
大阪(旧なみはやドーム)
札幌(真駒内セキスイハイムアリーナ)が主な会場。

テレビを見ながら…
「わかった!代々木だ!」
フリープログラムで、ある日本人選手に向けられた拍手の音で気づいた。

代々木第一体育館は観客の拍手が雨音のように響いて心地好くあたたかかった。
丹下健三設計。

代々木には学生時代からバスケットボールの観戦でよく出かけていたので、馴染みがあったけど、拍手が美しく響くというのは、フィギュアスケートを観戦するまで気づかなかった。

雨音のような拍手が聴こえる会場はもう1ヶ所ある。
幕張メッセ。
小田和正クリスマスの約束2009
「22分50秒」のあと。
拍手は10分以上鳴り止まなかった。
あの日の拍手も雨音のようだった。 

設計や音響のなせる技なのか
賛辞や感謝、敬意など純粋な感動を抱いた人の手から何かが出ているのか?

いまだに謎。


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