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銀座の蔦屋書店で写真集を探す。目当てのものは見つからず。
銀座SIXは数年前テナントがうまく埋まっていないと聞いたような気がするが、もはや危機は去ったように見える。インバウンドさまさまだ。
本当に久しぶりに銀座を歩く。どこのお店も外国人が旺盛に買物をしている。
SNSは油断するとすぐにミソジニーとゼノフォビアに誘導しようとする。その導線は年々強化されていることを感じる。私は教育と理性によってそれに抗うことができる。でも巻き込まれる人がいるのも無理のないことだろう。
日比谷線で恵比寿へ。都写美で「アレック・ソス
部屋についての部屋」 をみる。
ひと多い。特に写真学生らしい若い人もチラホラ。学校の課題らしく感想をまとめている人もいる。さすが現代日本写真界に最大の影響力を持つ写真家ソス。
デカい写真だとピンの位置が意外なとこにあったりするのがわかりやすいのがよい。写真集にはない優位性。ポートレートなのに眼じゃなくて手やソファの布地だったりにピンがあってたりする。写真が上手すぎる。
メモ
距離感。カメラとの物理的な距離であり、対象との心理的距離でもあり。
表情の虚脱感。
それからテクスチャー。表面の質感。やっぱり写真には表面しか写らない。その凄みと、その割り切り。
フレームの切り方。
どう撮ってもその土地その時代の空気があたかも研究資料のように採取され、画面内に横溢している。アメリカ的な。あまりにアメリカ的な。
そしてその上でピンの外し方に抜け感がある。
写真やる気が出てきた。とりあえず未現像の写真を処理して、過去を一度総覧するべきか。
写真のあと「こづち」で豆腐と瓶ビールで一服
アイドリング出来たのでリキッドルームへ。ライブみる。
前野健太良すぎる。ライブで観るのは2回目?歌に艶がある。盛り上げるの上手いしね。
向井秀徳は想像の十倍「This is向井秀徳」って言ってた。一曲終わるごとに言ってた。サービス精神旺盛でありがたい気持ちになりました。
2人で出てきたアンコールも楽しかった。
酒飲んでご機嫌な音楽聴くのが一番楽しいね。