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外出自粛で「情報量」と「情報感度」を失いました


首都圏の緊急事態宣言が解除されてました。一旦は緊急事態状態ではなくなり、良かったなと思っています。

個人的には緊急事態宣言中も申し訳ないことに仕事で外出はしていたし、完全に引きこもりではありませんでした。それでも、自粛前より得られる情報量は明らかに少なく、情報感度は劣化してしまっているような気がします。

※この辺り、詳しくもなく、自分の感覚的なところではあるので、もし詳しい方がいたら教えてほしいです。


圧倒的な情報量不足

オンラインでのコミュニケーションが主流になって、効率的、生産的に情報のやり取りができるようにはなったと思います。でもそれによって「情報の余白」がなくなったと思っています。街を歩いたり会社にいれば、良くも悪くも五感を通じてあらゆる情報が勝手に入ってきました。流行りの音楽、街の人の服装、食欲を書き立てるにおい、雨の感覚、他人の機嫌etc。現代人はすでに毎日処理できないほどの情報を浴びていると言われていますが、外に出ないということで、そういった勝手に入ってくる情報が圧倒的に不足していったと思っています。


情報感度の劣化

圧倒的な情報量の不足と、否応なしに入ってくる受動的な情報が少なくなったことで、情報の取捨選択の能力と情報を関連付けるの能力が衰えていっていると感じてます。おそらく以前ならばピンとくる情報も、今なら反応できないはず。その反応できないということにさえ気づかなそう。仕事で必要とか必要じゃないという問題ではなく、広い意味でのコミュニケーション能力の低下のように思います。


一定の上位数%の優秀層はきっと情報の感度は衰えないのでしょう。今ままでも必要な情報を自ら取捨選択して、いい情報を触れ、その中から良い情報を選ぶ能力が備わっているんだと思います。僕みたいな凡人は質より量と思いつつ、やっぱりまだまだ量が必要。いらない情報も無駄も、遠回りも含めて、経験値をためていかないとダメなのだと思います。日常生活に戻って情報量は戻るような気もしますが、情報感度の方は戻すのに少し時間がかかりそう。今まで感じられなかったことを求めて、アンテナをいつも以上に広げておこうというのが、個人的な6月の目標かなと思ってます。

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