38歳、同級生と酒を飲む。
先日
中学校の同級生達と、久々の乾杯をした。
コロナ禍もあって1年、
下手をすれば5、6年ぶりに会う奴らもいた。
南風原という地域で中学時代の思春期を甘酸っぱく過ごした僕たちは、地元に残って家族を持つ奴も入れば、南風原を離れたやつもいる。
僕がそうだ。
集まる口実がないと、
皆それぞれ仕事もあるし家族もあるし。
まあそういうもんだ。
僕たちは昭和60年生まれ。昭和60年と言えば、
スーパーマリオブラザーズが爆発的な人気となった年。流行語は「うざたったい」。
そんな年に生まれた。
節目となる40歳を約2年後に控え、
久々のお酒の席で語らった事と言えば
仕事の話、子育ての話、病気の話、朝勃ちの話、
白髪の話、毛量の話、思い出話と、
最終的には勃ち話。
ふと自分で自分の事を
『おじさんになったな』と思う瞬間は
なんとも居た堪れない気持ちになるけれど、
おじさんになった同級生達と
こういうおじさん話をすると
妙に嬉しく、楽しかったりするんだよな。
それにしても家を建てただの、
建てるだの、建ててるだの
そういう建ち話をするやつらも多く
少し耳が痛くなった。
すごいな皆。尊敬します。
お前んちは?家族も多いし、どうしてんの?
って聞かれた時の為に
「いやぁうちは将来海外に行く予定だからさ」
と、準備はしていたものの、
僕には誰も聞いてこなかった。
そんなお前らの新築祝いに行った暁には、
うんこして流さないからなと心に誓った。
それにしても、
同じ青春時代を過ごした同級生達と
お酒を飲むのはいいもんだ。
お互い大人になっておじさんになって、
生活も立場も変わっていて、
それでもどこかあの時代のままを感じる瞬間。
飲み会の終わりに今回の幹事が言った。
「また飲もう!無理しない程度に」
そうしようまた今度。
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