先輩社員にされて嫌だったこと
2020年卒
コロナ真っ只中に社会人生活をスタートさせた、不運なのかある意味幸運なのかわからないコロナ世代新卒の私が、この1年間社会人として過ごしてきて感じた、先輩社員(上司)にされて、嫌だと感じたことを、つらつら書いていこうと思うのです
正直私自身、社会人になるまでは同じアルバイト先で3年ほど働いていて、多くの後輩に仕事を教えてきた立場だったので、どちらかと言うと先輩目線の考えになりがちだった
良かれと思って教えていたけど、実はそれは自分本位だったと、今になって気づいている
当時の自分に伝えたい
その教え方は間違っているよ、と。
数年ぶりに下っ端の立場になって、ようやく気付く。
「尊敬できない先輩」とは、どんな人間なのか。
下っ端の自分がツラツラ書く半分愚痴のようなこの文章をアルバイトで1番上の立場に立っていた学生時代の自分が見ると耳が痛くて到底納得できないものだと思う
だけど、書く
こんな間違った教え方では、部下は成長しない!
全国津々浦々、いろんなところで後輩の指導に悩んでいる方々へ
ゆとり×コロナ世代のaround1997生まれの正しい育て方を、私が代表して書かせて頂きます。
※効果は期待しないでください
その1 否定をしない
とてつもなく当たり前のことですが、これに尽きるな。という気持ちです。
これはもはや新卒がどうとか、ゆとり世代がどうとか。そんなの関係なく、どんな世代の人にでもやるべきことです。
要するに、後輩であれど気を遣えということです。
後輩のやっていることが間違っていたとしても「違う」と決めつけて怒るってはならないんですよ。
怒ることは誰でも出来るんですよ。
後輩は基本的に仕事のやり方がわからないものです。手探りながらも自分で考えて行動します。自分で一生懸命考えながらやった仕事を「これで完璧!」だなんて思って仕事してる人は、まぁ少ないです。
これはゆとり世代が関係してくると思われます。
ゆとり世代は基本的に自己肯定感が低いです。
大体90%くらいが自分に自信がないと感じてると思います。これは私の周りにいるほとんどがそうだったからであって例外はあると思いますけど。
まぁそんな感じの人間性があるわけでして。
やった仕事に対する自分自身の評価なんて100点満点中5点くらいしかつけられないんですよ。ゆとり世代は。例えそれが平均点の60点を取れてても。
そんな中であれやこれや頑張って考えてみたのに
なにこれ、違うんだけど
この一言で今までの努力がぜーーーんぶ否定されたことになるんですよ
魔法の言葉なんですよ
否定の言葉って。
やる気とか尊敬の念とか体力とか希望とか
そういうプラスの感情を全部無にしてマイナスまで持っていく恐ろしい言葉なんですよ
考え直してみてください
平均点は取れてるその成果
例えばミスが1個か2個あったとしましょうよ
ミスはダメですよ
無いに越したことはない
というより無くさなきゃならない
そんなの誰だってわかりますよ
ミスをしたくてしてる人間なんて居ないですからね
でもその1個や2個のミスで間違ってると言われても、平均点取れてる分は間違ってないし、ちゃんと出来てるじゃん
って感じるんですよ。
全体を見ずに、目につくミスだけを指摘する
その行為はただの意地汚い姑です
まずは第一に
正しく仕事をできた分を認めるんです
この後輩はここまでならできるんだな、と後輩のスキルがどれほどなのかをちゃんと理解して、そしてできてるところはちゃんと褒める
これに付きます
褒められた後輩は、自分のやった仕事に自信が付いて、これならできるぞと元気になるんです。
そしてその次に、どうしてこのミスが起きたのか相手の立場になって考えることが大切です
常に共感することが大切です
「なんでこんなやり方したの?」
と聴くのはタブーです。
理由なんてありません。
こうすべきだと思ったからこうしたんです。それ以外ないです。なんでと聞かれても答えようがありません。
後輩のアラを探さないでください。
自分の教え方のアラを探してください。
自分の教え方のどこが悪かったのか見つける努力をしてください。
正直に言えば、部下の出来が悪いのは上司の教え方が悪いからです。
この言葉を忘れないでください。
上司が思っている以上に部下は上司を見て育ちます。
ここまでやらなくても育った部下に関しては、その部下がただただ素晴らしいだけです。
長々と書きましたが、とにかく伝えたいことはただ一つ。