新著発刊記念!篠田真貴子さん×佐渡島庸平さんトークイベント ー「聞くこと」と「観ること」ー への思い
21年9月20日(月・祝)20時より、篠田真貴子さんと佐渡島庸平さんによるオンライントークイベント「聞くこと」と「観ること」を開催します。
篠田さんは新監訳本「LISTEN――知性豊かで創造力がある人になれる」が、早くも4刷とベストセラーになっています。
佐渡島さんは新著「観察力の鍛え方 一流のクリエイターは世界をどう見ているのか」の発売が9月7日に予定されています。
このように「聞くプロ」の篠田さんと、「観るプロ」の佐渡島さんが、お互いの本を読んだ上で、「聞くこと」と「観ること」について、それぞれの思いや考えなどを、本の感想を交えて語り合うイベントです。
自分で幹事しながらめちゃくちゃ楽しみになっています。篠田さんからも「自分が参加者になりたい!」とメッセージをいただきました。
そんな企画を立ち上げたきっかけや、この企画への思いを、まとめてみます。
企画のきっかけ
佐渡島さんが篠田さんの「LISTEN」を読んだ感想を投じたnoteの一言です。
「観る」と「聞く」でアプローチは違うが、『LISTEN』に書かれている内容は、根本のところでシンクロする部分が大きいと感じた。
これを受けて…
篠田さんがご自身のFacebookに、このようにコメントされていました。
佐渡島 庸平 さんが「LISTEN」を読んでくださいました。
うれしい。リンクをコメント欄におきます。
「判断保留の態度で接することが、多くの人が見落としてしまっている美しさやおもしろさに気づき、人生を豊かにする」
「LISTEN」の根底に流れる姿勢を端的に言葉にしていただいています。
お二人を存じ上げる僕としては、上述の通り聞くプロの篠田さんと、観るプロの佐渡島さんが、それぞれの本を読んだ上で、「聞くこと」と「観ること」について、お互いの本の感想を交えながら語り合うのを聞きたい!と思わず思い立ち、篠田さんのこの投稿のコメント欄に、すぐにこんな投稿をしました。
佐渡島 庸平さんのこのnoteを読んで、お二人の対談の幹事しちゃおっかな??と思ったりしましてました!
って企画、きっとすでに動いてますよね??
すると篠田さんから「企画、まだないですよ〜」とのお返事!
これは趣味幹事、特技幹事、強み幹事力を活かさねば!と思い、「やりましょう!」と申し入れた次第です。
この企画への思い
「なぜこの人は、この話を、このような話し方でするのか」…僕が話を聞く時に、いつも意識するようにしていることです(まだまだだ、と言うことに、この本を読んで気づかされましたが…)。
本を読みながら、なんで僕はこのようなことを意識しているのだろう、と考えました。今のところの仮説、と言うか原体験は、小学校に3つ、中学校に2つ行った「転校生生活」によって身につけたものかな、と言うことです。
転校した先の人間関係、その中で話題のこと、それに対するそれぞれの考え方や意見…などなどを「聞く」「観る」ことによって、初めてその中に参加することができます。
僕がいなかった時に開催された遠足や運動会の話は、どんなに自分が頑張っても、共通体験がないので、会話になりません。でも、その話を聞きながら、その人の過ごした時間への思い、解釈などを考えるうちに、その先に起こることを(間違えることも多かったですが)想像できるようになりました。
その想像(仮説)こそ、転校生だった自分がその場で生きるために必須だったため、前提となる「聞く」「観る」が少しずつ養われたのかもしれません。これは大学生活、社会人生活、その間の異動、出向、海外生活、そして何より趣味であり特技である「幹事」としての時間にも、とてもありがたく活かされるものでした。
「聞くこと」と「観ること」は、日々、複数の人と接してこそ生きられる我々には必須です。
しかし、改めて思い返すと、いずれもその意味や方法を本当に「意識」したり考えたり、そもそも学んだりしたことは、なかったかもしれません。
なぜなら「無意識」でも「できる」と思えていたからです。…しかし、それは思い込みだったことに「LISTEN」を読んで気づきました。
常に聞き上手でいられる人などいません。
自分の中で考えたり、感じていることに気を取られてしまうのが、人間の性です。
「聴くこと」には努力が必要です。
一人でも多くの方が、他の人、そして、自分自身と向き合い、「聞くこと」「観ること」を「努力」するようになる「きっかけ」を共有できると嬉しいです。
9月20日(月・祝)20時から、ぜひ、事前に書籍をご一読の上、ご一緒に!
Facebook Liveで、皆さんからのコメントと共に作る2時間にしましょう!