偶然の出会いを、必然に変えるー幹事をはじめるきっかけのひとつー
2019年5月20日に、自分のFacebookのウォールへ、こんなことを投稿していたことです。
「なぜ、そんなにいろんな方のイベントの幹事をされているのですか」的なご質問いただいて、書いたようです。
ちょっと加筆して、改めてnoteにします。
改めて、幹事は…
「複数の人」がいて、初めて必要となります。
そのためには、僕が幹事として声を上げた時に「集りたい!」と思ってもらえたり、僕に幹事を任せたい!と思って下さるようになる必要があります。その「複数の人」の在り方によって、始まりはちょっと、違います。
集う場=複数の人が「そもそも」いる場合
その「複数の人」が集う場が、学校のクラスや職場の部署のように存在する=所与のところで幹事をやるために必要なものは…「なんとかしてくれるだろう」力です。
任せたら(レベルの如何はあれど)やってくれるだろうという「期待感」×「安心感」とも言えるでしょう。これは、日々の動き方や仕事ぶりで判断されます(もちろん、僕はまだまだです!)。
複数の人の集う場を「自分で動いて」作る場合
共に集う方々に、再び会いたい、集いたい、関係を継続させたい、という思いを持っていただくこと、が重要です。
そのために大切にしていること、それは「一期一会」。
幼少期に小学校に3つ、中学校に2つ行った「転校生生活」の原体験が、僕を突き動かしています。
ーポイント
最初の出会いの時に、自分がやれることと、相手が求めることをうまく交換して、お互いに「楽しむ」「満足する」時間を作り、その時間をまた共にしたい、と思っていただくことです。
ー【例】セミナーや講演会
◇まず事前準備
ご登壇者の著書やネット上の記事は、出来る限り読んでいきます。
自分がこの会場を出る時に、どんなツイートが出来たらいいかな、とゴールを設定して臨みます。
◇そして本番会場
極力最前列中央に座り、聴衆としてその場を楽しみ、学びつつ、不自然にならない程度に盛り上げます。
質疑応答などがあれば、雰囲気を考えながら「みんなも聞きたくて、登壇者も聞いてもらいたそうな質問」をするように心がけています。(やりすぎると、相手にも、周りにもウザがられるリスクあり!)
◇さらに本番の後
状況にもよりますがかなりテクニカルですが「ならではのお土産」(その方の好きなものなど)と共に、質疑応答のお礼に伺います。
加えて参加者の方々との出会いも大切にしたい場合は、主催された方が用意されていなくても、懇親会などを声掛けします。
◇そして帰り
「ツイート」したり、個別に感想などをメッセージします。その際に、写真を添えるようにしています。
◇これを出来る限り、繰り返します。呼吸をするように。
すなわち、いつでも、ということです(もちろん、アレ??という時は除きます)。なのでボクは「趣味幹事、特技幹事、強み幹事力」なのです。
そのうちに、自らの学びが深まるのはもちろん、登壇者の方が「いると安心する」と仰って下さるようになることが多いです(あ、ご迷惑であれば、ごめんなさい!)。また、自然と同窓会などの幹事になります。
◇この流れを意識するようになった理由
自分が登壇させて頂く側になって、改めて、ああ、こういうことか…とわかるようになった気がします(特に、聴衆の方のリアクション!)。
このように「一期一会」、すなわち「日々の動き」や「偶然の出会いを必然にする」ようにしていると、たった一度の出来事や出会いでもさまざまな機会につながったり、こちらから手を放さない限り、ありがたいことに関係は続きます。
こうしたことの先に、NewsPicksアカデミアのゼミ運営の個人での受託や、伊藤羊一さんや澤円さんをはじめとするみなさんのイベント運営の幹事などにつながっています。
そして最も大切なこと
この動きを「熱量」高く、「マメ」にやることです。
なぜ、幹事をやらせて頂く機会が多いのか…改めて振り返ると、こんな日々の積み重ねだったりします。ここにまとめたことは、その一部です。
なかなか恥ずかしい気もしますが、お尋ねくださった方がいらっしゃったので、他の方にもご参考になればと思った次第です。お役に立てば!
改めて、ヒトとヒトとを結ぶ「交差点」の機会を頂けることに、感謝です!
追記:オンラインの場合
基本的な心持ちと動きは変わりません。
事前に準備し、本番中はチャットやツイートで適度に盛り上げ、直接質疑応答できる時は挙手して質問させていただき、終わったらTwitterやFacebookなどのDMでお礼、学びや感想をツイート、という感じです。
最近はClubhouseがあるので、よりこのように動きやすかったりします。
まずは動いてみることを、お勧めします。
ちなみに写真は、2019年2月28日に開催した、ボクが主宰する「コミュニティのインキュベーションの場」である『コミュラボ』のキックオフパーティーのものです。このような場をオンラインでも体感しうる機会を幹事できるように、挑戦してみたいです。