時間の有効活用力②単位時間あたりの生産性を上げる
はじめに
昨日、こんなnoteを書きました。
ふと、この二つの力を活かすために、スロット(単位時間あたり)の生産性を上げることを意識しているな、と思いました。
ということで、改めてそれを高めるために普段意識している3つのことを、整理してみることにします。
①「ゴール」
まずは、いつでも、どこでも、一人でも、複数の人とでも、時間を過ごし始める時に「この時間を終えた後に、どのような状態になれたらハッピーか」=「ゴール」を考えます。
ポイントは、複数の人とでも1人でも、この「ゴール」を考え、共有することです。特に複数の人と時間を共にする時には、この「ゴール」がズレていると、「やること」や「やり方」もズレてきます。
動き始めた後に「何か違うな」ということが感じを覚えることがあると思います。理由にはいろいろありますが、そもそも「ゴール」=「目指すハッピーな状態」が曖昧だったり、ずれているから、「やること」が違っていたり、「やり方」がバラバラになっているいくことが生じることが、よくある気がします。
なので、時間を共にし始める際は、できればお互いの頭に「ゴール」の状態が「同じ動画」として浮かぶくらい、言葉でも、絵でも、それこそ動画ででも、共有することが大事です。
また、一人でも「そもそも何でやってるんだっけ?」とか「どうしよう?」とか「あれれ??」といった違和感や迷いを覚えた時には、この「ゴール」に立ち返ると、判断基準が見えてきます。
②「ゴールまでのプロセス」を決め、「タスク」に分ける
これは昨日書いたnoteでも少し触れました。
「ゴール」を決めたら、現在地からそこにたどり着くまでの「プロセス」を決めます。僕の「プロセス」の定義は「やること」(タスク)×「やり方」です。
タスクは、自分や関わる人たちのキャパシティと、タスク量のバランスを意識するためにも、緊要性で優先順位を決めるためにも、締切と共に書き出しておきます。そして、それを進める順番は、ある程度の
やり方は、後述する「時間内にやれるやり方」でやれるものを選びます。また、タスクによっては「予算」や「役割分担できる人」などの前提や条件も勘案します。
③「タスク」ごとに「やり切る時間」を決めて、やる
ここがキモです。「やり切る時間」内にやり切れる「やり方」でやります。言い方を変えると、自分のキャパとタスクにかかる工数を見極め、時間内でやり切れるやり方を選ぶ、とも言えます。
場数を踏むうちに、自分のタスクに対してかかる時間もわかってきます(例えば、このnoteの文章であれば1時間あれば書けるな、などなど)。また、トラブった時などの対応方法やそれに要する時間も、経験から見えてきます(もちろん事案の内容や関わる人などの多さなどにも左右されますが…)
これができるようになるために、場数の踏み方を大切にしてきました。
場数を、同じことでもより早く、より多くやれるようになることを意識しながら踏んできました。すると、だんだん早く、多くやり切れるようにになっていきます。それによって時間が浮いてきますので、さらに新しいことに挑戦できるようにもなります。
「時間が読める」ことは「やり切る」ために、必須の資質だと思います。
さいごに
改めて読み返すと「当たり前」のこと、ばかりな気もします。が、意外にその「当たり前」が難しかったりします。ということで、自戒も込めて、整理しておくことにします。少しでも、あなたのお役に立つことがあれば、嬉しいです。
(写真と本文は、やや関係があります。生産性を上げる前提として、自分の気分を上げておくことも、大事です。僕の上げ方の一つは、コーヒーを飲むことです。これは今朝飲んだ、ソイラテに「満開さくらトッピング」を施したものです)