障害という名前に隠れた、多数派の傲慢な価値感覚 【発達障害と社会について】
誤解を招く表現かもしれないけれど、あえて言わせてもらうと、発達障害とは現代社会が生み出した「概念」に過ぎない、と僕は捉えています。
その理由を自分の中でうまく言語化できていなかったんですが、最近読んだ本がそのヒントを教えてくれました。
正高信生著「いじめとひきこもりの人類史」という2020年10月に出版された本です。
人類史学・社会学的観点から「逃げ場のない社会」について考えていくこの本を読んで、発達障害は現代社会が生み出した概念だ、と改めて思えたので、その話をまとめてみ