利益剰余金が10兆円あるコカコーラ社
コカコーラの2022年の年次決算を見てみると純資産の利益剰余金が
約10兆円ある。
流動負債は約3兆円、その気になれば一瞬で返済できる。
さらに自己株式も毎年積極的に取得している。
自己株式取得はすればするほど1株あたりの価値が上がり、より長期投資家にとっては資産価値が上がっていく。
そして財務基盤がどんどん強くなり、その信頼から株価も嬉しいことに上がっていく。
長期投資するならコカコーラは欲しい。
そして売り上げに対する純利益率は22%。 資本を使ってどれだけ効率的に
稼げたのかのROEは27%。
毎年ROE 27%で今後も成長していくとはどう言うことなのか?
配当や自社株買いをせず利益を全て内部留保する場合、毎年27%分自己資本が増えそれが元本に組み込まれてさらに翌年27%成長する。
つまり自分の持っている株の価値が毎年複利27%で成長し続ける。
株価は自然とその価値を表すだろう。
国債の利回りが27%と考えて欲しい。
ROEが高いと言うのはそれだけで魅力なのだ。
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