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生徒に伝える定期テスト対策

 お越しいただきありがとうございます。

 受験コーディネーターの廣川です。

 57回目の投稿です。

 今回は、定期テスト対策について書いていこうと思います。


 

授業の傾向


 普段の授業が、週に一度か二度なのであまり時間的に余裕がありませんので、授業では数学と英語をやることになります。三年生では受験を見据えての部分と学校の授業のフォローの部分とになります。

 しかし、定期テストの3週間前から、そこに定期テストのテスト範囲となる単元の確認が入ってきます。正直言って通常の授業時間だけでは、なかなか時間が足りません。

 そして同時に定期テスト対策表という、日割りの課題を進める目安にするための表を使います。現在は提出物が評価の基準になっていて、テストの点数が良くても、提出物が出ていなければ評価は大きく下がってしまいます。

 だから、必ず課題を終わらせて提出出来るようにするためのものです。これは生徒の実力、目標得点によって方向性は変わります。

 それでも、本来は教科書確認表で日々学校のワークなどは進めているはずですが、学校の授業の進行が遅かったり、生徒がワークを学校に置いて来たりで、かなり残っていることが多いです。

 それを実質2週間ほどでやり上げて、最後の数日で暗記していく作業を入れます。

 では、生徒に伝えている五教科の学習方法を書いていきます。

科目の詳細

 国語は、学校の授業と準拠しているワークがとにかく重要です。当たり前のことですが、担当の先生は定期テストを採点しなければなりません。特に国語の採点は大変なんです。最近の公立高校入試が記述式が増えて、さらに長い文章を書く傾向があるので、それに合わせて解答が長くなるせいで、採点が複雑になります。そのため、授業でやったもの、ワークなどで事前に解答を示しているものならば、解答が決まるのでバリエーションが絞られて採点しやすくなるので、とにかく授業での問題とワークやプリントでやった問題を覚えましょう。

 数学は、計算の正確さを上げることと問題のパターンを覚えることが重要です。教科書の単元のまとめの問題やワークの問題で、この問題では何をすればいいのかが、わかるかどうかを確認していきます。定期テストでは、新学習指導要領に改訂してから、重要語句も聞かれるので、教科書の太字の語句を答えられるように確認しましょう。

 英語は、その学校、その先生によって重要視するところが違うので、それに合った対策が必要ですが、現状では教科書の本文と文法事項が乖離しがちになっているので、ワークやプリントで問題を解く練習が必要です。もちろんですが、テスト範囲の単語は覚えましょう。

 社会は、教科書が基準ですが、ワークやプリントで覚えていくのが良いでしょう。ただそのときに、解答の解説に注目して、それも一緒に覚えましょう。学校の先生はワークを3回やるように勧めている方が多いですが、それは賛成です。覚えた問題は飛ばして、まだ覚えていない問題をやるようにしましょう。そうしないと、順番で覚えているだけの場合があるので、本番で解答出来ないことも出てきます。ちゃんと問題に対しての解答を覚えましょう。

 理科は、教科書の図表や実験が重要で、実際に行った実験は高確率でテストに出ます。普段から実験には積極的に参加して、実験器具などには触れておきましょう。そして、理科もワークやプリントで覚えて覚えていきます。問題に対して、なぜその解答なのかをはっきりさせて、あやふやな解答にならないように、理由が分からなければ解答を書かないで、答え合わせで理由を確認しましょう。確実なものにするには、しっかり理由を答えられるように覚えていきましょう。


 期末テストの本番では、わからなくても解答欄はすべて埋めます。何かを書きます。間違って正解が出ることも、先生が採点ミスをするかもしれません。でも、空欄では、そのようなことは絶対に起こらないので、必ず何かを書いて空欄は無くしてください。


 前日、前々日には、覚えているかの確認を目的にしたプリントをやってもらいます。生徒自身でやるには、ワークやプリントを改めて使いましょう。

 以上が、定期テスト対策で勧めるやり方です。最後は生徒のモチベーションを煽って本番です。参考になったでしょうか?


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最後までお読みいただきありがとうございました。

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