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受験コーディネーターが議員を目指すことに
お越しいただきありがとうございます。
受験コーディネーターの廣川です。
64回目の投稿です。
今回は、前回で『受験の勝者になる方法』が終了したので、次回から書くつもりの元議員が書く、議会や選挙のことにつながる、なぜ議員になることにしたのかを書いていこうと思います。
勉強に興味を持たせる
以前も書きましたが、受験業界に入った頃は、学校で業者テストをしていましたので、どんな生徒も勉強をしなくてはいけない空気がありました。
しかし、業者テストが学校から排除されて、誰かの思い付きのような「詰め込み教育が悪い」なんて言葉に踊らされて、勉強は自主性に任せてなどと、多くの人たちを騙して、勉強をすることが悪いかのようにされてきました。
その結果、学力の格差が激しくなり、家庭の経済力が成績に関係するようになりました。きっとこれを決めた人たちの思惑通りとなったことでしょう。
まあ自分を呼んでくれるような家庭は、ある程度の余裕のある家庭が多いので、しっかり学習することが大事だと判断しての依頼であると感じていました。
それでも、生徒は学校での周りの同級生たちの勉強しなくても良い空気を浴びていますから、勉強に向かせることを企てなければいけなくなります。そのために、様々な話をして、直接間接を問わず、勉強をするように仕向けていきます。
勉強のことはもちろんですが、とにかく興味を持つようなこと、ゲーム、漫画、音楽、テレビ、今ならば動画など、さらに身近なニュースの事故や事件の裏側や原因などについてを、出来るだけ生徒がピンと来るように嚙み砕いて話しています。
「なぜ円高だとこまるのか?」「あの法律が施行されるとどうなるのか?」「どうして戦争をするのか?」など、その時に耳にするような内容を、なるべく身近なことに関連付けて話します。
話の中で3割くらいは勉強をすることがいかに大事なのかについて、いろいろな角度から話します。ただ3割を越えてしまうと生徒は、かなり興味を失っていくので、7割を厚くして、そこから関連付けて3割に引っ張ることもします。
背中を押されて
そうやって、生徒がわかりやすいように話していた中に、町の問題点やその解決策なども話していました。
すると、生徒がポツリと
「それだけわかっているんなら、センセーが変えてくれればいいじゃん!」
これが自分には大きな衝撃でした。それまでに自分がやるという選択肢はありませんでしたので、その選択肢を増やすことは自分には目から鱗でした。
生徒のために議員になる。そして、町の教育行政を良い方向に向けて、生徒たちの環境が良くなれば、その意義があるのかと考えるようになりました。
実は、その前にスカウトというか「議員に興味はないですか?」「議員をやりませんか?」と話をもらっていたり、「前に一緒にやっていた他の議員がバカすぎて、議員をやめた人がいる。」「議員といっても、大した事ないやつばかりだから、やってみれば」と勧めてくれた人もいました。
でも、「そんな自分の名前を連呼するとか恥ずかしいことは出来ません。」と断っていました。そうです、議員になることではなく、選挙に出ることが途轍もなく恥ずかしいと思っていました。
それでも、誰のためにやるのか、何をやるのか、自分がどうしたいのかを考えに考えて、なんと告示の五日前に決断をしました。
まず、議員の選挙には事前に説明会というものがありまして、出馬する意思がある場合は参加して準備をします。自分はとりあえず聞くだけ聞いてみようと参加はしていました。ただその段階では出馬する気にはなっていませんでした。
次回から、どうやって議員になっていったのかを書いていこうと思います。
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最後までお読みいただきありがとうございました。