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「受験の勝者になる方法」 直前編
お越しいただきありがとうございます。
受験コーディネーターの廣川です。
59回目の投稿です。
今回は、受験シーズンに入りましたので、受験の心得として、普段生徒に伝えていることを書いていこうと思います。ぜひ中学生に読んで欲しいです。
『受験の勝者になる方法』のうち、今回は入試のひと月前くらいの「直前編』を書いていきます。
1.寝起きに計算をしろ
朝起きて先ずは頭を起こします。起きてすぐに食事を取ると、脳ではなく内臓が動き出して、血流が脳へ回りにくくなり、脳が起きるまでにより時間が必要になります。そこで、何も口に入れないうちに、計算をして脳を動かして、頭を起こします。
さらに、通常は起床から頭が起きるまでに4時間が必要だと言われているので、午前5時には起きなくてはいけません。そこから4時間ですから、9時になりますね。大体そのころには入試は始まっています。だから、5時に起きて計算をして一刻も早く頭を起こします。
2.今までにやったテストの見直し、やり直しをしろ
入試対策として受験した実力テスト、模擬テストなどで出来なかった問題を、本番では解答出来るように繰り返し練習しましょう。基本的には出題傾向に合わせて問題は作られているので、類似問題となる可能性も高いので大いに活用しましょう。「これやったことあるのに・・・」とならないように、しっかり復習しましょう。
3.この時期に新しい問題集に手を出すな
残り時間が少ないこの時期に新しい問題集を始めて、本番までに終わらせる、そしてそれを繰り返すことはかなり厳しいでしょう。もし終わらなかったら、「やっていないところから出題されたら・・・」と不安材料を作ってしまいます。だから、2番で書いたように、復習に復習を重ねていきましょう。
4.問題を解くには1分間だけ考えろ
本番直前ですから時間がありません。ですから演習をするときに問題を読んで、どうするか考えるのは1分間だけにします。1分間で解き出せなかったら、解答を見て理解して覚える作業に移行します。1問に何分もかけていては、あっという間に本番になってしまいます。
その問題が何を聞いていて、何を答えたら良いのかを瞬時に判断出来るようにすることが重要です。試験時間も限られているのですから、判断の練習も必要です。
5.覚えづらければ、紙に書いて貼れ
勉強を進めていくと、どうしても覚えなければならないものが出てきます。でも、どうも覚えにくいといった場合には、紙に書いて目に付く場所、目にしやすい場所、例えば勉強机、部屋の壁、廊下、トイレなどに、その書いた紙を貼って、とにかく何回も見る。記憶に残すにはそれが1番効果的です。
そして、それを覚えたら剝がしていきます。1週間ほど経ったら、もう一度見てみましょう。それでも覚えていたらOKです。忘れていたら、今度は別の場所に貼りましょう。
6.ながら勉強をするな
もちろんですが、音楽を聴きながら、動画を観ながらのようなものがいけないわけですが、書きながら、リスニングなど聴きながら、口に出しながら、歩きながらは良いながら勉強になります。音楽や動画などはそちらに気が取られてしまいますから集中していませんし、食べながらなんてしてしまうと、思っている以上に食べてしまい、内臓に負担をかけるのでやめましょう。
7.英長文は1日に最低1問はこなせ
とにかく最近の傾向として、長文がどんどん長くなっています。読解力は練習量に比例するので、1文でも多く読むのが大事になります。覚えていない単語を確認したり、何を聞かれているのかを考えて答える練習をしましょう。
8.理科は質より量をこなせ
理科は科目の特性上、問題になることが大幅に変わることはないので、とにかく問題に慣れることと、理科の答え方を覚えるのが重要なので、問題を解きながら覚えましょう。なぜその解答になるのか理由を確認して、何となくで答えることが無いようにしましょう。
9.社会は全部覚えろ
社会では、問題になるところはほぼ決まっています。ただ解答で求められることが変わるので、問題文、解答、解説の全てを合わせて覚えます。さらに記述式の問題も増えているので、事象をしっかり理解しておくことも必要です。
10.最後までペースを落とすな
本番までに勉強のペースを上げていきます。つまり勉強時間を減らさないということです。そうすればホップステップジャンプのように、最後の伸びが期待出来ます。しかし、反対に勉強のペースを落としてしまうと、思いがけず得点力が下がってしまうようです。
以前に勤めていた学習塾で、先に私立高校の入試が終わり、二クラスを一クラスにして公立高校入試対策にしていた時に、元々上のクラスの生徒が通塾しなくなることがありました。すると、その生徒は合格せず、同じ高校を受験した下のクラスであった、最後まで通塾した生徒は合格しました。
通塾しなくても、自分で勉強ペースを上げていければ、おそらく然程の問題はないでしょうが、中学生には中々難しかったと思います。
以上が、『直前編』となります。次回は『前日編』を書いていきます。
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最後までお読みいただきありがとうございました。