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読書力を一番に考えている理由

 お越しいただきありがとうございます。

 受験コーディネーターの廣川です。

 46回目の投稿です。


 今回は、前回に引き続き「読書と計算で入試に挑む」という考え方に至った経緯の続きを書いていこうと思います。

計算がきっかけに

 たとえ実力が不足していたとしても、毎日やれる宿題としていた計算ですが、とにかく正解率を上げるために、計算の書き方を徹底的に慣れてもらいました。中学は3学年とも、1学期の数学は計算がメインの単元で始まります。だから、計算に慣れていくだけで、確実に定期テストで得点が期待できます。生徒もそれまでとは違う手応えを感じているので、学習の取り組みにも力が入ります。そうなると、テストの得点も生徒本人も納得のものになります。

 さらに、生徒の自分への信頼も得ることになり、それまで以上に生徒の学習意欲が上がります。ということは、他の科目も点数が伸びて行きます。そして、平均点までは得点できるようになります。

 そして、この平均点を取れるようになった時が別れ道となり、さらに上の得点(順位)を目指す生徒と平均点で満足してしまう生徒に別れます。

 つまり、毎日の復習が出来ていて、もちろんですが計算もやれていて、定期テストの3週間前からの対策が間違えていなければ、誰でも平均点(およそ350点)は取れます。ただ、そこから上は別世界なので、より強い思いを持って学習する必要があります。さらに、目標設定を400点と450点では、また別のやり方をしなくては届きません。

最強の武器となる読書力

 ところが、その上位の得点は、あるものが無いとほぼ達成することは出来ません。逆にそれさえあれば、達成することが容易に出来るはずです。

 そのあるものとは『読書力』です。自分のnoteを読んでいただけている方には、バレていたのではないでしょうか?

 先の別れ道で、平均点で満足してしまう生徒は、コツを掴んでしまうのか、いい具合で手を抜いていきます。平均点を取っていれば、誰にも責められることもないし、変な優越感を持てるギリギリのようです。ゲームもやりたいし動画も見たいから、そこまで頑張りたくない生徒が目につきます。自分はせっかくなので、もう少しやってほしいのですが、それはまた別のお話です。

 それとは違いもっと上を目指しているのに伸び悩み、平均点から上がれない状態を生んでしまうのが、『読書力』が不足している生徒なんです。実は、家庭教師を始めて数年で、対策も十分にしていて、生徒本人もサボらずに学習しているのに、思いがけず得点が出ないので悩んでいました。400点が取れるはずなのに、届かない生徒がいました。何度も自分の対策が悪いのではないかと検証しましたが、同じテストで400点を取っている生徒もいたので、何か別の理由があるはずだと思っていました。

読書力の発見

 そんな時に、読み漁っていた『国語力』関連本の中に、ある先生が書かれたものがありまして、その中で「読書力が成績の回復に影響を及ぼす」という部分があり、「これって俺のことだ」と「復活出来たのは読書のおかげだったんだ」となりまして、さらに読書力が無いとこんなことが起こりますと書いてあったことが、成績の伸び悩みの根本的な原因だったと考えられました。

 そこから『読書力』『国語力』が大事だと考えるようになり、それを基準として受験対策及び、小学生からやって欲しい『小学生に必要な五箇条』が出来上がりました。

 上記の序章から、五章までありますので、よろしかったら読んでみて下さい。



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最後までお読みいただきありがとうございました。



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