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人のエネルギーと構造物のエネルギーの話。
エネルギーの話とタイトルには書きましたが、理工学的系とかそっち系の話ではないのであしからず。
私が勤務する兼、通学する大学も今週からようやく授業が始まりました。学生さんたちは待ちに待ったと思います。だって私だって「ようやく大学院の授業を受けられるんだー!!!」とテンション上がりましたもの。1年生ならなおさらですよね。
しかし。遠隔授業。
ど田舎らしく、広大な緑あふれる環境にある校舎。しかし、そこに通うことなく、可能な限り自宅で授業を受けてもらっています。
先週は指定登校日が設定されて、学部ごとに履修登録と教科書購入のだめだけに学内に入っていいよという話がありました。
その日は学部棟もワイワイガヤガヤ。状況が状況なので、ソーシャルディスタンスは保たれてはいたものの、友人たちの久しぶりの再会に一気に場空気が明るくなりました。
その光景を見ていて、単純に活気があるなと感じました。若さも加味してるのかなとも。学生たちの様子が生き生きしているようにも見えました。
指定登校日が終了すると、また学生は学内に立ち入らなくなりました。授業は遠隔で行うので基本的に学生は自宅で授業を受けることになっています。
静かになった校舎。
学生がいないから活気がないのもそうなのですが、建物の活気もなくなったように感じました。建物に活気があるわけないのですが、そういうふうに感じたのです。学内全体から活気が失われたような感覚。学部棟も、共通棟も、図書館も、売店も。
そこに大学という建物があって、組織されているから、学生は大学で学ぶことができるのですが、逆に学生がいないと大学、建物も活力を失うのかなぁなんて考えていました。
世の中的にはだいぶ落ち着いてきて、岩手県は緊急事態宣言も解除されましたし、予断は許しませんが良い方向に進んでいる気がします。
ただ、大学としては遠隔授業の方針は変わらず。早く対面式で授業をしたいですが、せっかくここまで準備してきたのにという気持ちも否めません。いやぁ、遠隔授業の準備、かなり大変なんですよ。非常勤助手であまり何もやっていない私も大変と思うほどなので、授業を持っている上の先生方は尚更大変だと思います。。。
病院実習も行けずに学内演習に切り替えたりして学生もつらい思いをしているんだろうなと感じています。
私が授業を受けている臨床心理学系のコースも演習があるのにどう対応するのかなぁと今から少し不安だったりします。
すこしでも早く、例年通りの授業体制に戻れるとよいなと思っています。
いや、学生一人一人とZoomでつないでシリンジ(注射器)の使い方とか指導しなきゃいけないんですよ。向かい合って画面越しに教えるなんてかなり厳しいんですよ。何とか上手に教える方法を習得しなくては。。。
対面式で授業したーい!!!
そして、大学に早く活気が戻りますように。
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