子育て中は複数の時間軸を生きるの話
生きていくって、生活していくって、みんな自分の時間軸で動いていると思う。
単身者だったら?パートナーがいたら?
子供がいたら?
そんな話。今回は長めです。
私の時間軸(単身者であったら)
例えば私なら現在概ねこんな感じで生活している。
6:00 起床
6:30 朝食・洗顔(朝食→コーヒー飲みながら化粧→トイレ→着替え→ヘアセット(ブロー程度))
7:20 出発
8:00 出勤、メール確認、前日の残務・当日の業務確認
8:30 業務開始(冬季間で通勤路が悪路なので異常に早く出勤しているだけ)
12:00 昼食
13:00 業務再開
17:00 退勤(担当授業によっては17:50の日もあり)
17:40 帰宅・夕飯準備・風呂準備
18:30 夕飯
19:00 疲労困憊でソファーでごろ寝
21:00 寝落ちて慌てて食器洗い・翌朝の分の米とぎ、麦茶作り
21:30 入浴
22:00フリータイム
23:00就寝
これはまだいい方。例えばどうしても持ち帰らなければいけない仕事があったり(これでもかなり持ち帰りは減らしている)、大学院の課題(これは仕方ないし自分の時間でやることは当然と自覚あり)が入ってくる。
こうやって生活しているけれど、このスケジュールが何者に邪魔をされず遂行できるのは単身者のみではないか!?と思ったりする。
パートナーと生活している場合はどうだろうか。
自分の時間軸にパートナーの時間軸が並列してこないだろうか?
例えば我が家の場合。
私は朝食はドリンクで済ませる派、夫は食べたければ自分で済ませる派なので私への影響はない。酷い言い方をすれば、食べたければ自分で御自由にどうぞ。といった具合なので特に朝の影響はない。しかし、夫の分の朝食を準備しなければならない家庭だと、自分の身支度に夫の朝食準備が追加される。
自分の朝食準備のついでにもう1人分準備するなんて手間のうちに入らんだろ?って思っている、準備する側の人はできた人です。そう思っている準備してもらう側の人、パートナーと話し合っておくべきかも。
朝の時間に余裕があれば問題ないのですが、我が家はカツカツなので、夫が牛乳を飲みたければ自分でマグカップと牛乳を出して!って思う。私に余裕がないだけと言われればそれまでで、同僚にはきちんと夫に朝食を準備する人もいました。
あとは洗面所の奪い合い。洗顔をする私と、髭剃りをしたい夫。私の洗顔は長くても5分で終わるので、10分弱かかる夫の髭剃りの前にやってしまいたい。しかし、子供のお弁当と水筒(後述する別時間軸の問題)の準備をしている間に洗面所を使われた日には、空白の時間が発生。個人的には上記の自分時間軸を崩したくないという思い。
帰宅後は、まぁ後に控えるものもないので私と夫だけであれば少しくらい遅くても夕飯のメニューが何であれ、食べて入浴すればOK。私の出した食事に文句をつけないことはありがたいこと。
ここに子供の時間軸が入ってくるという問題。
ここで子供、特に小学生の娘の時間軸を整理してみよう。
6:00 起床・身支度(起きて着替えるだけで時間がかかる)
6:30 朝食(食事に時間がかかる)
6:50(歯磨き・ヘアセット(自分で結ぶだけなのに気に入らないと何度もやり直す)・最終身支度)
7:10前出発(近所の友達と7:10待ち合わせ)
〜学校→学童〜
18:20 帰宅(私か夫の学童の迎え時間によりけり)
18:30 夕飯/夕飯の準備が間に合わなければ音読・計算カードなど
19:20 あれば宿題の直し・翌日の準備(基本的に食事は遅い)
19:40 入浴
20:30 就寝目標(無理やり寝せるというより、本人の体力の限界)
だいたいの時間を書いているが、大抵ちょこちょこ遊びの誘惑引きずられて進まず
ここまできて、問題なのは娘がまだ小一であるということ。この時間軸は娘1人でこなせるものではなくて、私と夫の煽りや手伝いが入ってくる。
ということは。
子供との時間軸の共有は単に時間軸が重なるだけではない。
単純に時間軸を重ねるだけではなく、自分の時間軸の中から子供に割かれる労力があるということ。ここに記載していないけれど、例えば娘の水筒を洗うだとか(地味に面倒)、娘が持っていくために麦茶を作る(娘・息子が持参しないなら、正直毎日麦茶を作る、ボトル洗い含)工程は必要がなくなる。
それから、あれやったの?これやったの?という親による確認事項。忘れ物がないかどうか、給食で使う箸だったり、ハンカチ・ティッシュ、マスクなど。低学年のうちは子供の持ち物を親も把握しておかなければ、子供だけでは難しいかなと思う。冬なので手袋やブーツを履いていくこと、帽子(1年生の保険のワッペン、帰宅コースにより色分けされたリボンのついた)をかぶること。全て確認の必要がある、、、のは我が家だけ?
では、誰の時間軸を中心に生活するか。
というと、我が家は子どもかなぁと思う。稀に、自分がどうしても早く出勤しなければならない、帰宅時間が遅くなる等により子供よりも自分の時間軸が優先になるけれど。
我が家の子どもたちはまだ小1と年少なので手をかけてあげなければいけないことも多いし、特に我が子たちは集中力が持続せず誘惑に弱いので、やるべきことをやっているはずなのに逸れてしまう。宿題をやっているはずの娘が、なぜ弟と本を読んでいるんだい?みたいな。集中できる環境づくりはしているつもりだけど、夕飯の支度などで目が離れるとつい弟がお姉ちゃんのところに行っちゃうしね。
なので、頻回な声掛けや確認が必要になってくる。
そして早く寝せないと朝起きれなくて…という負のループに陥る。
休日はやたら早起きする癖に、平日は全く起きない我が子たち。なので、夜は早めに寝るように必死の私と夫。平日の朝に起きれなくて、支度がさらに遅くなると、子どもに時間軸のみならず、私たちの時間軸も脅かされる。よく、大人の都合に子どもを合わせるのは良くないと聞くし、それはわかっているけれど、この場合は娘が小学校に遅刻するという側面を孕んでいる。しかも遅刻以前に、友達との待ち合わせに間に合わなくて友達に先に行ってもらうと泣き出してもう手に負えない。だったら早く準備しなさいっての!!!って思う。友達との約束を守れないと友達が友達じゃなくなったり、学校に遅刻するってことは学校のルールを守れないってことだし、今は辛抱して頑張ってほしいなぁ。とか思うこの頃。
結局のところ。
子どもたちがもう少し自立して、自分で時間を見ながら自分の時間軸で生活できるようになるまでは、子どもの時間軸を中心に、そこに自分の時間軸をあてはめながら生活していくことになるんだろうなぁ。
今はまだ大変って思うことが多いけれど、きっと子供が成長してしまうのはあっという間。だから頑張ろう。
と、思うけれど、イライラしてしまう私。「あれやったの?これやったの?」とついつい言ってしまう。「次は何するの?」「時計見てる?」ちょっと言いすぎかなぁ?言わない方が自分で頑張れるようになるのかなぁ?でもまだ小1だしなぁ。世の小1の基準はどんなもんなんだろう?
なんて悩みながら、今朝も娘に小言を言いながらバタバタする我が家でした。