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【Python MIP版】動的ロットサイズ決定問題の基本【dynamic lotsizing problem / Wagner-Whitinモデル(ワグナー・ウィッティンモデル)】
【はじめに】動的ロットサイズ決定問題をざっくりいうと イメージ図は以下の通り。 ※実際は、複数部品から製品が構成される、品目が複数ある、リード時間がある、等々、複雑な依存関係がでてくる。 ※Wagner-Whitinモデル(ワグナー・ウィッティン モデル)について 簡単にいうと「生産量上限」がないもののこと。 「動的ロットサイズ決定問題」の「詳細な説明・理論部分」は「専門家や書籍」を探して自分で調べてみよう。 今回はこの問題を「Python MIP」でプログラムし
¥100QAP.11:「DQM:Discrete Quadratic Models」で等式/不等式制約【量子コンピュータ/アニーリング@Python/D-Wave】
【はじめに】※再掲 「DQM」では「制約条件に相当する数式」として「linearパターン」と「quadraticパターン」がある。 前回は、「制約条件となる数式」を考えておき、それを「quadraticパターン」側に1つ1つ数式として追加していた。 「制約条件」は、「等式制約」の他にも「不等式制約」「論理制約」…など様々あり、『与えられた条件をどのように「数式として表現するのか」は難しい』。 【DQMの等式・不等式制約条件設定】これに対し、「DQM」では ・等式制約の設
QAP.10:「DQM:Discrete Quadratic Models」の基本【量子コンピュータ/アニーリング@Python/D-Wave】
【はじめに】※再掲 「D-Wave(Ocean SDK)」では、計算させたい問題の種類にあわせて、いい感じに取り扱ってくれる「Model(計算モデルオブジェクト)」を用意している。大きく分けて「3つ」ある。 今回は「DQM:Discrete Quadratic Models」について。 【DQM概要】公式ドキュメントによる説明と想定している数式は以下の参照。 ざっくりいうと といった状況で、離散値を取り扱いたい時に使える手段の一つ。 例えば、 ・グラフ彩色問題(4