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UnityでSpatialのワールドを作る4-地形に貼るテクスチャのアセットを導入しよう-

前回までで、Spatial(スペーシャル)のワールド(スペース)をオンライン上にアップロードすることが出来ました。
しかし、この黒い台地だけでは少し寂しいと思います。

Spatialのセットアップを終えた状態

そこで今回は、Unityで台地を作って、そこに草や木を植えてみます。
そのために使用するのは、「terrain」(テレイン)という自由に地形を生成できる機能です。


通常は、blender(ブレンダー)などの3Dモデリングソフトで形を作って、Unityで機能を後付けしていくことが多いのですが、Unityだけでどこまでワールド(スペース)が作れるか挑戦します。

今のUnityは空の状態で、画像データも3Dのアイテムデータも入っていない状態ですので、すでに作って配布されているデータ「アセットデータ」をUnityに入れる所から進めて行きたいと思います。

まずは、草や木を植えるための「Unity asset」(ユニティアセット)を導入します。
ただし、Spatial Creator tool kitのSpatial SDKは、様々なUnity Assetと競合しやすいので、警告が出るならそのアセットは導入しないように、慎重にインストールします。
特に「レンダーパイプライン」には要注意です。
URP(ユニバーサルレンダーパイプライン)と、ハイダイナミックレンジ (HDR)のレンダーパイプライン(HDRP)の設定が入っているアセットは注意が必要です。
SpatialではURP設定の上書きが無効になっているので、他の設定は使用できません。
HDRPの設定は有効になっていますので、利用可能です。
*詳しい設定内容は以下のリンク先を確認してください。

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