五十音のキャラ設定。
五十音ってすごい。
というかもう文字とか言葉の力ってすごい。
一文字が持つエネルギーがハンパない。
なんていうかめっちゃくちゃ高カロリー。
スタバのフラペチーノくらいサラッと飲めちゃうくせに、カツ丼くらいのカロリー爆弾。
…うまいこと言えんかったな…。
文字の力を活かしきれんかった…。
だって文字面や音の響きだけで人の名前や地名、商品名…あらゆる印象がガラッと変わってしまう。
元々売れていない商品が、名前を変えただけでベストヒットになったという話も聞く。
巷で有名なキャッチコピーも、たった一文字違えばこんなに大勢の心に刺さらなかったのかもしれない。
プロポーズの言葉だって、「あなたがいいの」から「あなたでいいの」に変えた瞬間、ビンタが飛んでくる可能性だってある。
たった一文字。
たった一音。
その言葉だけで、自分が他の人からレッテルを貼られる時だってある。ひーこわいこわい。
なんなら人の名前に関しては、その人の性格や印象、顔立ちまでもをその「文字」がつくったんじゃないかと思うくらいに強く影響を与えてると思うことすらある。言いすぎか。
文字や音には性格や性質、色、温度、触感がある気がする。
…いや、これはもう完全にわたしの感覚の問題なんだけれどもね??
あくまで擬人化とか「こんな名前の人はこんなイメージだなー」ではなく、ただひたすらに「文字そのもの」に感じる性格や性質について言語化してみたのがコチラ。
【ア行】
陽キャ。とにかく存在感がでかい。原色。ゴレンジャーみたいな。
【カ行】
水分があまりない。ザラザラゴツゴツまではしてないけれど角張っていて固いが軽い。石というより木みたいな。
【サ行】
サラサラスルスルしてて柳のように流麗でしなやか、女性的な感じ。水のように掴みどころがない。
【タ行】
無邪気な小学生男子って感じ。スーパーボールのように固めで弾力がある。高いところから落とすと少しだけ跳ねる。合成ゴムっぽい?
【ナ行】
親交を深めるとすごい面白い奴。最初は力がいるが、ググッと加え続けたらにょーんと伸びそう。粘性がある。固まる前の飴細工みたいなスライムみたいな…。
【ハ行】
ふわふわして軽そうな感じ。淡い暖色で暖かそう。羽根や湯気など、少しの空気の動きで揺らぎそう。
【マ行】
まるっぽくてむにむにしてそう。あざとかわいい。原宿にいそう。ソフトテニスのボールや柔らかいドッヂボールみたいな触感。
【ヤ行】
高貴な感じがして上品で本音が見えにくい。輪郭が曖昧で空気に溶け込んでしまいそう。いつもは物腰柔らかくてめちゃくちゃ優しいけど怒ったら怖い。サ行と仲良い。
【ラ行】
歌や絵画、ダンスなど芸術に明るいハイセンスマン。ユニークで個性的。回転数が多い。
【ワ行】
全員声がでかい。
口に出す時の空気の通り方とか口の開く大きさ、上下の唇のふれあい、破裂音が関係しているとは思うんだけれども…。
うーん。物心つく前からずっとこんなことを無意識下で考えている気がする。さすが文系(違うか)
母音に関しては、なんだかもうドラクエのパーティーみたい。個性爆発って感じだ。
たった一文字でこれだけ想像できる。
ほんとに言葉って面白いなー。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?