薩摩オハラハー DAY2
種子屋久高速船
3/25(土)。6:30に宿泊先を出発し、まだ薄暗い鹿児島の街を抜けて港を目指します。
7:45鹿児島発の高速船でいよいよ屋久島へ。
経由地の指宿は曇っていましたが9:45に到着した屋久島宮之浦港は綺麗に晴れていた。旅人がよく言う「島に呼ばれた」とはこういうことなのでしょうか。
縦走1日目-登山口へ-
登山口最寄りの集落安房へバスで30分かけて移動し、協力金の支払いやガス缶の調達を済ませました。協力金を支払った役場の安房支所では「うん、その装備だったら安心ですね~。最近は、小屋泊だからってテント持ってこない人が多いんですよ。(薩摩弁から翻訳)」とのお墨付きをいただきました。ガス缶を調達したアウトドアショップでは、春先の屋久島奥岳の天候や直近の天気予報について改めていろいろ教えていただきました。観光の島とはいえ、早速島の皆さんの温かさに触れることになりました。
登山バスまでは時間があったので、トビウオ定食とたんかんジュース(それぞれ別のお店)で腹ごしらえ。トビウオの唐揚げはもちろん、サブで付いてくるトビウオの薩摩揚げがかなり旨い。食堂でも早速強烈な薩摩弁の洗礼を受けました笑。
安房からは終点の紀元杉まで1時間以上急な山道をバスに揺られます。
このバスに乗っているだけでも、屋久島の山の奥深さを体験することができます。
紀元杉の巨大さにこれで満足してしまいそうな気持ちを抑えつつ、縦走の起点となる淀川登山口へ。紀元杉→30分🚶→淀川登山口→30分🚶→淀川小屋と進み、この日は終了。
淀川小屋では熊本県の高校山岳部の皆さん4名と、ソロで関東から来ていた方1名とご一緒。私を含め3組とも、ゴールの白谷雲水峡までペースは違えどご一緒することになりました。まだまだ春先で登山シーズンではないので、小屋はガラガラで快適に過ごすことができました。
夕食(アルファ米と真空パックのさつま揚げ)を食べ終わって寝袋で休み始めたところでぽつぽつと雨が。
予報通りではありましたが…さて明日はどうしよう。