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優しさばかりが。

どうやら、二日半ほど意識が無かったらしい。
最後の鮮明な記憶を辿っても正直曖昧なので、
ざっくり三日ほど意識が無かった事にしとく。

不明瞭な一ヶ月を過ごした様な気分。
窓辺の花を未来に託して、嗚咽感嘆。
半透明な一年間を振り返り、大泣き。
やっぱり、誰の為にも成れなかった。

「どうやらライブをしたみたいだ」
それくらい記憶が曖昧で体が痛い。
なにかを伝えたかったんだけどな。
忘れた内容も思い出せないくらい、
左手と脳味噌の痺れは加速してる。

楽しかった気がする。ものすごく。
久し振りに舞台で笑ってたと思う。

これまでの事、これからの事。
沢山綴って過呼吸を治めたい。
でもこれで良い、楽しかった。
苦しいだけの日々を少しだけ、
少しだけ忘れられた夜だった。

もう二度と会えない人も居た夜だろう。
悲しいけど、最後の痛みだと思えれば。

「捨てよう、忘れなくていいから。」

じゃあ、おやすみなさい。
来てくれた皆、愛してるぜ〜。

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